源氏物語
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原文:かぎりとて別るる道の悲しさに いかまほしきは命なりけり
これが最後の別れと思うと悲しい。行きたいのは、死出の道でなく生きる道だったのです
桐壺更衣
1
紫式部の物語『源氏物語』の登場人物。主人公光源氏の母。
私が苦しい目に遭うのも、すべて男を好きになった自分の心がいけないからだ
浮舟 (源氏物語)
1
『源氏物語』に登場する架空の人物。第三部「宇治十帖」後半の最重要人物の一人。
逆さまにゆかぬ年月よ、老いはえのがれぬわざなり
光源氏
2
紫式部の物語『源氏物語』の主人公である。
大人たちが子供に向かって語るさまざまな物語、
それは子供に「世界」というものの輪郭をはじめてはっきり教える。
AERA Mook 27『「源氏物語」がわかる。』(朝日新聞社,1997)P135
「読む」ことは、自分を奏で、他人を共振させること
AERA Mook 27『「源氏物語」がわかる。』(朝日新聞社,1997)P30
三田村雅子
1
1948年生まれ。フェリス女学院大学教授。
〝矛盾〟は、時間の複数化により、時間と時間とのあいだが矛盾する
AERA Mook 27『「源氏物語」がわかる。』(朝日新聞社,1997)P8
藤井貞和
1
1942年生まれ。詩人。
ああ、新之助さん、あなたがそこにそうして笑っているだけで、命がのびますよ。
せりふなんて何もいわないでいい
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
老婦人
1
「源氏物語」上演時、瀬戸内寂聴の隣の席にいた。芝居通らしい。
現代語訳「この世は 自分(道長)のためにあるものだ だから満月が欠けることもない」
『小右記』より(原文漢文)
『小右記』より(原文漢文)
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P42
藤原道長
1
平安時代中期の公卿。
柏木は死を覚悟した自分の想いを込めた手紙を書く。
それまで返事をくれなかった女三の宮だが、小侍従を通して初めて短い返事を書いた。
名言は、和歌の後に一行だけ書かれた言葉。
それまで返事をくれなかった女三の宮だが、小侍従を通して初めて短い返事を書いた。
名言は、和歌の後に一行だけ書かれた言葉。
あなたの死に後れるものでしょうか
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P160
女三宮
1
物語に登場する、本名のわからない架空の第三皇女の便宜上の名称。代表的な例として、...
御息所について源氏を叱りつける
相手の女に恥をかかせるようなことはせず、どの女にも公平にやさしくして、
女性から怨みをかうようなことをしてはならない
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P86
桐壺帝
1
『源氏物語』に登場する一番目の帝(在位「桐壺」~「花宴」)。
紫の上への言葉
嫉妬とは、ほどよく焼くのがいいのだよ
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P32
光源氏
2
紫式部の物語『源氏物語』の主人公である。