白浪五人男
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さてその次は江の島の岩本院の児あがり、
ふだん着慣れし振袖から髷も島田に由井ヶ浜、
打ち込む浪にしっぽりと女に化けた美人局、油断のならぬ小娘も小袋坂に身の破れ、
悪い浮名も竜の口土の牢へも二度三度、だんだん越える鳥居数、
八幡様の氏子にて鎌倉無宿と肩書も、島に育ってその名さえ、弁天小僧菊之助
「白浪五人男」より。
弁天小僧菊之助
3
千寿姫を騙し身投げさせた後、日本駄右衛門の手下となり女装して恐喝と窃盗を働く。
盗みはすれど非道はせず
「白浪五人男」より。
日本駄右衛門
1
天下の大盗賊。千寿姫を身投げさせた菊之助を手下にする。
日本駄右衛門に男と見破られて言うせりふ
帯を解いて赤い襦袢をはだけてバタバタとあおぎ、浜松屋の番頭らが「どこの馬の骨か知らねえ」というのを受けて
帯を解いて赤い襦袢をはだけてバタバタとあおぎ、浜松屋の番頭らが「どこの馬の骨か知らねえ」というのを受けて
知らざあ言って聞かせやしょう
「弁天娘女男白浪」「白浪五人男」より。
弁天小僧菊之助
3
千寿姫を騙し身投げさせた後、日本駄右衛門の手下となり女装して恐喝と窃盗を働く。