瀬戸内寂聴
「南無阿弥陀仏」は彼岸へのパスポート
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P79
ああ、新之助さん、あなたがそこにそうして笑っているだけで、命がのびますよ。
せりふなんて何もいわないでいい
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
老婦人
1
「源氏物語」上演時、瀬戸内寂聴の隣の席にいた。芝居通らしい。
柏木は死を覚悟した自分の想いを込めた手紙を書く。
それまで返事をくれなかった女三の宮だが、小侍従を通して初めて短い返事を書いた。
名言は、和歌の後に一行だけ書かれた言葉。
それまで返事をくれなかった女三の宮だが、小侍従を通して初めて短い返事を書いた。
名言は、和歌の後に一行だけ書かれた言葉。
あなたの死に後れるものでしょうか
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P160
女三宮
1
物語に登場する、本名のわからない架空の第三皇女の便宜上の名称。代表的な例として、...
息子の嫁。
あらゆることは一切、わたしはやる暇がないから、姑を持ったなんて思うな。
そのかわり年に一回、息子と二人だけで食事をさせてくれ
阿難(アーナンダ)に遺した遺言
お前たちは自分たちを明かりとしなさい。
人をよりどころにするな。仏法をよりどころにして、他を頼るな
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P49
この世の中はすべて因果関係で動いている
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P167
現代語訳「この世は 自分(道長)のためにあるものだ だから満月が欠けることもない」
『小右記』より(原文漢文)
『小右記』より(原文漢文)
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P42
藤原道長
1
平安時代中期の公卿。
自分というものは他者があるから存在する。
同様に、他者も自分がいなければ存在しない。
つまり、すべてのものは、たがいに依存して存在する
同様に、他者も自分がいなければ存在しない。
つまり、すべてのものは、たがいに依存して存在する
これあれば、かれあり これなければ、かれなし
これ生ずれば、かれ生ず これ滅すれば、かれ滅す
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P43
わが日本にいちばん求められているのは、背筋をピシッとすることじゃないでしょうか。
100歳時のインタビュー
ニュース・キャスター「どうしてあなたはこういう状態を保っていられるのか」
ニュース・キャスター「どうしてあなたはこういう状態を保っていられるのか」
わたしはね、明日やることがわかってるの
リータ・レーヴィ=モンタルチーニ
1
1909年4月22日生まれ。イタリアの神経学者。1986年にノーベル生理学・医学...
離婚の理由。
わたしはステーキみたいな女ですから
六郷満山の回峰行で唱える不動明王の真言(マントラ)
ノーマク サンマンダ バサラダン
センダマカロシャナ ソワタヤ ウンタラカンマン
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P134
八正道:無明を消滅させるための方法
一、正見(正しく見る)
二、正思(正しい考え)
三、正語(正しい言葉)
四、正業(正しい行ない)
五、正命(正しい生活)
六、正精進(正しい努力)
七、正念(正しい気づかい)
八、正定(正しい精神統一)
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P66
信は任すなり
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P80
十八界:六根、六境、六識
※対応関係
※対応関係
六根 眼耳鼻舌身意
||||||
六境 色声香味触法
||||||
六識 見聞嗅味触知
(眼界乃至意識界)
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P167
巡礼時にかぶる菅笠に記されている文句
観音巡礼の場合、「観音さまとご一緒に巡礼します」という意味
観音巡礼の場合、「観音さまとご一緒に巡礼します」という意味
同行二人
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P142
紫の上への言葉
嫉妬とは、ほどよく焼くのがいいのだよ
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P32
光源氏
2
紫式部の物語『源氏物語』の主人公である。
六破羅蜜:この六つをやれば彼岸へ行くことができる。
布施:プレゼントすること。
持戒:戒を持つ、戒律を保つこと。
忍辱:辛抱すること。
精進:努力すること。
智慧:正しい判断力ということ。
布施:プレゼントすること。
持戒:戒を持つ、戒律を保つこと。
忍辱:辛抱すること。
精進:努力すること。
智慧:正しい判断力ということ。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P85
幸福は連れだって来る
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P25
宇野千代
2
1897年(明治30年)11月28日 - 1996年(平成8年)6月10日)は日...
七難:人間が人生で受ける七つの苦難。
この難を受けたときに、観世音菩薩のお名前を唱えると助けられ、難を逃れられる。
火難:火事のこと。
水難:船が沈没して溺れること。
風難:嵐に遭って船が遭難すること。
刀杖難:暴力によって危害を受けること。
鬼難:鬼が襲ってくること。
枷鎖の難:無実の罪で捕えられること。
怨賊の難:盗賊に襲われること。
この難を受けたときに、観世音菩薩のお名前を唱えると助けられ、難を逃れられる。
火難:火事のこと。
水難:船が沈没して溺れること。
風難:嵐に遭って船が遭難すること。
刀杖難:暴力によって危害を受けること。
鬼難:鬼が襲ってくること。
枷鎖の難:無実の罪で捕えられること。
怨賊の難:盗賊に襲われること。
火難、水難、風難、刀杖難、鬼難、枷鎖の難、怨賊の難
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P114
十二因縁:苦しみが起きる12段階ということことになるでしょうか。
無明:無知、迷いの根本
行:煩悩が惹き起こすさまざまな作用・活動
識:識別すること、判断力
名色:名とは精神、色とは肉体
六入:眼耳鼻舌身意
触:六入が六境(色声香味触法)に触れあうこと
受:外界の現象を感覚器官で受け取ること
愛:「受」して、愛が生まれる
取:執着の心
有:独占すること
生:生命が生ずること
老死:生まれた命はやがて老い、死んでいくこと
無明:無知、迷いの根本
行:煩悩が惹き起こすさまざまな作用・活動
識:識別すること、判断力
名色:名とは精神、色とは肉体
六入:眼耳鼻舌身意
触:六入が六境(色声香味触法)に触れあうこと
受:外界の現象を感覚器官で受け取ること
愛:「受」して、愛が生まれる
取:執着の心
有:独占すること
生:生命が生ずること
老死:生まれた命はやがて老い、死んでいくこと
無明、行、識、名色、六入、触、受、愛、取、有、生、老死
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P62
御息所について源氏を叱りつける
相手の女に恥をかかせるようなことはせず、どの女にも公平にやさしくして、
女性から怨みをかうようなことをしてはならない
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴源氏塾』(集英インターナショナル,2004)P86
桐壺帝
1
『源氏物語』に登場する一番目の帝(在位「桐壺」~「花宴」)。
純陀(チュンダ)
私が今まで受けた布施の中で、
チュンダが精一杯に出してくれたご馳走ほど素晴らしいものはなかった
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P49
等活地獄:罪人が、おたがいに殺し合いを繰り広げる
黒縄地獄:生きたままで身体を鋸引きされる
衆合地獄:山や大石が両側から迫って押しつぶされる(kotobank.jp)
叫喚(大叫喚)地獄:熱した銅が口の中にそそぎ込まれたり、嘘をついた罪人は舌を何度も引き抜かれる
焦熱(大焦熱)地獄:地獄の業火が罪人たちを焼き尽くす
阿鼻地獄:一瞬たりとも休みを与えられず、地獄の鬼の責めを受け続ける
黒縄地獄:生きたままで身体を鋸引きされる
衆合地獄:山や大石が両側から迫って押しつぶされる(kotobank.jp)
叫喚(大叫喚)地獄:熱した銅が口の中にそそぎ込まれたり、嘘をついた罪人は舌を何度も引き抜かれる
焦熱(大焦熱)地獄:地獄の業火が罪人たちを焼き尽くす
阿鼻地獄:一瞬たりとも休みを与えられず、地獄の鬼の責めを受け続ける
等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、
叫喚地獄、大叫喚地獄、焦熱地獄、大焦熱地獄、阿鼻地獄
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P187
よく一切の苦を除き、真実は虚ならざるがゆえ
能除一切苦 真実不虚
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P176