精神医学者の眼には、人生に別れを告げることのできぬ老人は、
人生を受け入れることの若者のように弱々しく、活気なく見える

「現代人の魂の問題」より
カール・グスタフ・ユング 7

スイスの精神科医・心理学者。深層心理について研究し、分析心理学(通称・ユング心理...-ウィキペディア

死後はついでを待たず。死は前よりしも来たらず、かねてうしろから迫れり

「徒然草」より
吉田兼好 17

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家。治部少輔・卜部兼...-ウィキペディア

生きているものとは、闘っているものだ。心と欲が固い運命に満ちている者だ。運命の高い険しい峰をよじ登る者だ

「懲罰」より
ヴィクトル・ユーゴー 136

ヴィクトル=マリー・ユーゴー(仏: Victor, Marie Hugo、180...-ウィキペディア


    闘いから下りてはならない。
    - まゆゆ

    ちょっと休憩もありだ。 - 銘無き石碑

    君がいると、闘いに熱が入る。 - 銘無き石碑

生のために生の目的を放棄する

「諷刺詩」より
ユウェナリス 14

古代ローマ時代の風刺詩人、弁護士である。彼が残した詩は痛烈で、現実を些か誇張し歪...-ウィキペディア

人生とは、不定の執行猶予のついた死刑囚のようなものである

「死刑囚最後の日」より
ヴィクトル・ユーゴー 136

ヴィクトル=マリー・ユーゴー(仏: Victor, Marie Hugo、180...-ウィキペディア

人は、誰しも己ひとりの生涯をひとりで生き、己ひとりの死をひとりで死ぬものです

「コリ・グルッペ夫人」より
ヤコブセン 1

デンマークの作家

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死を軽んじて以礼を行う、
之を勇と謂い、暴を誅して彊を避ける、之を力と謂う

「晏子春秋」より
晏嬰(あんえい) 2

中国春秋時代の斉宰相

性ある者は必ず死あり

「法言」より
楊雄 3

中国三国時代の前漢の儒者

他人のために暮らすのはもうたくさんだ。せめて、このわずかな余生を、みずからのために生きようではないか

「随想録」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア

もし私が再びこの人生を繰り返さねばならないとしたら、私のすごしてきた生活を再びすごしたい、
過去を悔まず、未来を恐れもしないから

「随想録」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア

最上の死は予め考えられなかった死である

「随想緑」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア

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私たちは死の心配によって生を見出し、生の心配によって生を乱している

「随想緑」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア


    仰るとおり。しかし、それでも俺は生を乱してしまう。
    もしも、未来を心配する心がなければ生を乱すことなどないのに。
    しかし、それでは、死の心配も失われるのか。何という矛盾。 - val

思い煩うことはない。人生は無意味なのだ!

「人間の絆」より
サマセット・モーム 32

イギリスの小説家、劇作家。 フランス、パリ生まれ。10歳で孤児となり、イギリス...-ウィキペディア

死生命あり、冨貴は天にあり

孟子 21

孟子(もうし、紀元前372年? - 紀元前289年)は戦国時代中国の儒学者。姓は...-ウィキペディア

ベッドはわれわれの全生涯を包む。
というのは、われわれはベッドで生まれ、生活し、そこで死ぬのだから。

「ベッド」より
モーバッサン 3

フランスの作家

神々が愛する人たちは若くして死ぬ

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ

「人生論」より
武者小路実篤 8

日本の小説家・詩人・劇作家・画家。貴族院勅選議員。 姓の武者小路は本来「むしゃ...-ウィキペディア

生命を愛すな、憎むな。生くる限りよく生きよ。その永き、短きは天に譲れ

「楽園喪失」より
ジョン・ミルトン 29

イギリスの詩人で共和派の運動家であり、オリヴァー・クロムウェルを支持した。 代...-ウィキペディア

死の恐怖は浪漫的であり、詩の平和は古典的である。視の平和が感じられるに至って初めて生のリアリズムに達するとも言われるであろう

「人生論ノート」より
三木清 62

(西田左派を含めた上での)京都学派の哲学者。弟に中国文学者の三木克己がいる。.....-ウィキペディア

過ぎ去りたる生活を愉しめるは、人生を二度生きることなり

「諷刺詩」より
マルティアリス 11

マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(マールティアーリス、Marcus Val...-ウィキペディア

死への恐怖のために死ぬほど、狂気のおおきなるものほかにありや

「諷刺詩」より
マルティアリス 11

マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(マールティアーリス、Marcus Val...-ウィキペディア

人生のあらゆるこびが失せると、臆病者はこっそりと死に、勇者は生き残る。

「諷刺詩」より
マルティアリス 11

マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(マールティアーリス、Marcus Val...-ウィキペディア

僕が死に方を考えるのは、死ぬためじゃない、生きるためなのだ

「王道」より
アンドレ・マルロー 8

アンドレ・マルロー(André Malraux, 1901年11月3日 - 19...-ウィキペディア

死を怖れることは、自分が賢くものないのに賢いと思い込むことと同じである

「自由に関する対話」より

ありとあらゆる形の死は、不幸なる人にとりて憎悪に満つれど、
最も悪しき憎しみは飢えによる死なり

「オデュッセイア」より
ホメーロス 23

紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。ホメロスとも。...-ウィキペディア