武者小路実篤 8

1885年5月12日 - 1976年4月9日
日本の小説家・詩人・劇作家・画家。貴族院勅選議員。 姓の武者小路は本来「むしゃのこうじ」と読むが、のちに「むしゃこうじ」に読み方を変更した。しかし、一般には「むしゃのこうじ」で普及しており、本人も誤りだと糺すことはなかったという。 仲間からは「武者」(ムシャ)の愛称で呼ばれた。文化勲章受賞...-ウィキペディア

  • 8件を表示

人間は神がつくったということは僕は信じられない。
神がつくったものとしては陣現は無常すぎ、不完全すぎる。
しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思うのだ

「人生論」より

馬鹿な者は独身の間は結婚したときのよろこびを空想し、
結婚すると独身時のよろこびを空想する

「人生論」より

恋愛は性欲とは違って、唯一の相手を求める。性欲だらけなら結婚は不必要だ。性欲は相手を尊敬しない

「人生論」より

性格は子どもを生す力を持っている。しかし二人の力を完全に一つにする力は持っていない

「人生論」より

友情の価値は両方が独立性を傷つけずにつきあえるという点にあるのだ

「人生論」より

    一理ある - 銘無き石碑

死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ

「人生論」より
広告

死滅しない物とは何か。自然であり、美である。

「人生論」より

風流には嫉妬はない。利己的なものもない。
没我的であり、非人工的なものである。

「牟礼随筆」より