ホメーロス 23

紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。ホメロスとも。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者と考えられている。「ホメーロス」という語は「人質」、もしくは「付き従うことを義務付けられた者」を意味する。古代人はホメーロスを「詩人」(ὁ Ποιητής...-ウィキペディア

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人間は樹木の葉のごとく、土地の恵む果実を食し、きらびやかに栄えることもあり、
時変われば、忽ちにして生命ははかなく死滅す

「イリアス」より

いかなる者も己自身にてすべてをなし得ず

「イリアス」より

弱き人々でも団結力を与う

「イリアス」より

最上の勇者でさえ自己の力以上の戦闘をしかねる

「イリアス」より

恥を多く知る人は、殺さるるよりも救わるるもの多し。されど、逃ぐる人々には名誉も安全もなし。

「イリアス」より

人間は銃器の歯のごとく、大地の恵む果実を食し、きらびやかに栄えることもあり、
時、変われば忽ちにして生命ははかなく死滅するものなり

「イリアス」より
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過ぎ去りしことは、過ぎ去りしことなれば、過ぎ去りし事として、そのままにせん

「イリアス」より

最悪の暴君は蜂起する群衆。

「イリアス」より

相互信頼と相互扶助にて、偉大なる行為はなされ、偉大なる発見がなさる。

「イリアス」より

酒は働く人に大いなる力を増大せしむ。

「イリアス」より

地上で呼吸し、かつ匍う限りのすべての者のうちにて、人間より以上に弱きものを地は養わず

「オデュッセイア」より
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涙のたむけは、われが渇望するすべてなり

「オデュッセイア」より

ありとあらゆる形の死は、不幸なる人にとりて憎悪に満つれど、
最も悪しき憎しみは飢えによる死なり

「オデュッセイア」より

逆境における希望、順境における気づかいは、禍福に備える心情なり

「オデュッセイア」より

人間は幸福よりも不幸のほうが二倍も多い

「オデュッセイア」より

多くを欲する者はつねに多くを必要とする

「オデュッセイア」より

神々は、その言いつけを人間が忘れずにいることをつねに望まる

「オデュッセイア」より

たとえ正義の動きは緩慢まりとも、邪悪者を打破するは必至なり。

「オデュッセイア」より

眠りはまぶたを蔽うや、善きも悪しきも、すべてを忘れさせるもの。

「オデュッセイア」より

あまり永すぎる休息は苦痛なり。

「オデュッセイア」より

他人の秘密をせんさくすべきにあらず

「書簡詩」より

放浪の人生ほど人間にとって悪いものはない。

重労働を多くの人で共有すれば、その仕事は軽くなる。