栄光

人間的なことがいかにはかなく、くだらなく、かつ昨日の小適が今日のミイラあるいは灰になることを思え。

「自省録」より
マルクス・アウレリウス・アントニヌス 59

第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。ネルウァ=アントニヌス朝では...-ウィキペディア

名声の後には忘却あるのみ。

「自省録」より
マルクス・アウレリウス・アントニヌス 59

第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。ネルウァ=アントニヌス朝では...-ウィキペディア

名誉とは良心であり、その中でも熱烈な良心である。

「軍隊の屈従と偉大」より
アルフレッド・ド・ヴィニー 8

アルフレッド・ド・ヴィニー(Alfred Victor, comte de Vi...-ウィキペディア

大半の者は心の底では徳を軽蔑しているが栄光を軽蔑する者は少ない。

「省察と格言」より
リュック・ド・クラピエ・ド・ヴォーヴナルグ 63

ヴォーヴナルグ侯爵リュック・ド・クラピエ(Luc de Clapiers, ma...-ウィキペディア

自信は、心が確信ある希望と信頼を持ちて偉大なる栄誉ある道に乗り出す感情なり

「修辞学的創意」より
マルクス・トゥッリウス・キケロ 79

共和政ローマ末期の政治家、文筆家、哲学者である。ラテン語でギリシア哲学を紹介し、...-ウィキペディア

この世の栄光は、いかに早くすぎることか!

「キリストのまねび」より
トマス・ア・ケンピス 19

中世の神秘思想家。彼の著した信心書『キリストに倣いて』(イミタツィオ・クリスティ...-ウィキペディア

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真実の永遠なる栄光を求むるものは、かりそめのよしなしごとにかかわらず。
心にこれを軽蔑せざるものは、天上の栄光を求めざるを示すものなり。

「キリストのまねび」より
トマス・ア・ケンピス 19

中世の神秘思想家。彼の著した信心書『キリストに倣いて』(イミタツィオ・クリスティ...-ウィキペディア

栄誉に反対した論者も、よい論文だということで栄誉を得ようと欲する。

「パンセ」より
ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者(近代的物理学の先駆)、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

虚栄は人間の心の中に深くいかりをおろしているので、
軍人も兵卒もコックも人足も、それぞれ自慢する。
栄誉を否定する論者も、よく論じた栄誉は得たいと望む。

「パンセ」より
ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者(近代的物理学の先駆)、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、
それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。

「パンセ」より
ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者(近代的物理学の先駆)、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

危険を冒さずになした征服は栄光のない勝利である

「サイドの叙事詩」より
ピエール・コルネイユ 9

17世紀フランス、古典主義の時代の劇作家で、ラシーヌ、モリエールと並び称される。...-ウィキペディア

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よき生まれなることは誠に望ましきことなれど、
その栄光はわれの祖先らに帰すべきものなり

「断片」より
プルタルコス 8

帝政ローマのギリシア人著述家。著作に『対比列伝』(英雄伝)などがある。英語名のプ...-ウィキペディア

名声のうちで、まだ大きな成功を望みもせず、
嫉まれもせず、孤立もしない名声が最も甘美なものである。

「春の嵐」より
ヘルマン・ヘッセ 172

ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学...-ウィキペディア

最も優れたる人々は、はかなき物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかれども、多くの人々は家畜のごとく腹一杯食らわん。

「断片」より
ヘラクレイトス 11

ギリシア人の哲学者、自然哲学者。 ...-ウィキペディア

栄光はギリシア、雄大はローマだった。

「ヘレンに」より
ボー 4

アメリカの作家・詩人

高言する青年、話し好きの老年、彼らの弁解は異なり、
彼らの要望は同じ、善きにつけ、悪しきにつけ、名声を好む。

「名声の殿堂」より
アレキサンダー・ポープ 40

アレキサンダー・ポープ(Alexander Pope,1688年5月21日 - ...-ウィキペディア

いかに多くの人々が、彼らがつくった名声のための名声に生きていることか!

「朝の食卓の大学教授」より
オリバー・ウェンデル・ホームズ 16

二人の著名な親子の名前。 オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア (1809-...-ウィキペディア

傷つけられた名声は勝ち得るのであって、名声が力を勝ち得るのではない。

「君主論」より
ニッコロ・マキャヴェッリ 94

イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア

名声が死後もたらさるるならば、私はそれを得るために急ぐことなし。

「諷刺詩」より
マルティアリス 11

マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(マールティアーリス、Marcus Val...-ウィキペディア

名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。

「人生論ノート」より
三木清 62

(西田左派を含めた上での)京都学派の哲学者。弟に中国文学者の三木克己がいる。.....-ウィキペディア

勢力、真理と正義より分かれては褒むべきを知らず、
不名誉・恥辱のほかなんら価値なけれど、なお栄光を慕い、虚栄にも、汚名により名を求める。

「楽園喪失」より
ジョン・ミルトン 29

イギリスの詩人で共和派の運動家であり、オリヴァー・クロムウェルを支持した。 代...-ウィキペディア

害徳の名誉は、これから取得せねばならない名誉の担保である。

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

われわれが一方の人たちの栄誉を讃めるのは、
他方の人たちのそれをけなすためである。

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

受けるに値した冠は飾りになるも、不当な冠は圧迫するばかりなり。

「四行詩」より

名声に打ち克つことの出来る孤独者は滅多にいない。
彼はほっと安堵の顔をあげた途端に打ちのめされる。

「マルテ・ラウリツ・フリゲの手記」より
ライナー・マリア・リルケ 105

オーストリアの詩人、作家。シュテファン・ゲオルゲ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタ...-ウィキペディア