ヘルマン・ヘッセ 172

1877年7月2日 - 1962年8月9日
ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者である。 風景や蝶々などの水彩画もよくしたため、自身の絵を添えた詩文集も刊行している。そして、1946年、彼は...-ウィキペディア

精神は、心理に対して従順である場合にのみ有益かつ高貴である

「ガラス玉遊戯」より

私がとても愛している徳がたったひとつである。
その名は「わがまま」という。

「観想」より

自己の運命を担う勇気を持つ者のみが英雄である。

「観想ーわがまま」より

恋とは、私たちを幸せにするためにあるのではありません。恋は、私達が苦悩と忍従の中で、どれほど強くありえるか、ということを自分に示すためにあるものです

「郷愁」より

人生とは孤独であることだ

「霧の中」より

    天才に孤独はつきもの - さくら

信仰と懐疑とは互いに相応ずる。
それはお互いに補い合う。懐疑のないところに真の信仰はない。

「クリストフ・シュレンブフの追悼」より
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天才は万人から人類の花と認められながら、いたるところに苦難と混乱を惹起する。天才はつねに孤立して生まれ、孤独の運命を持つ。天才が遺伝することはありえない

「ゲーテとベッティーナ」より

    僕もそうだから凄くよくわかる! - しぃ

    b'zのaloneみたい。 - さくら

幸福を追い求めいている限り、君はいつまでたっても幸福になれない、
たとえ最愛ののもを手に入れたとしても

「荒野の狼」より

    わかるわ~ - 銘無き石碑

真理は、その正反対も同じく真理である。
言いかえれば、つねに真理は、それが一面的である場合にのみ口に言われ、
ことばの衣装に包まれることが出来る。

「ジッダルタ」より

人生の汚辱に対抗する最善の武器は、勇気とわがままと忍耐です。勇気は強くし、わがままは冗談を言わせ、忍耐は落ちつきを与えます

「書簡」より

教養と知識は別物だ。
危険だと思われるのは、勉強していくにつれて陥るあの呪われた知識というやつである。
どんなものもみな、頭をとおらなくては気がすまなくなる。

「青春時代」より
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人生は一等の馬である。軽快なたくましい馬である。人間はそれを騎手のように大胆に、しかも細心に取り扱わなければならない

「大利石材工場」より

われわれがある人間を憎む場合、われわれはただ彼の姿を借りて、
われわれの内部にある何者かを憎んでいるのである

「デーミアン」より

孤独の宗教、それはまだ本物ではない。宗教は共通のものにならねばならない。
宗教は礼拝と陶酔、祝祭と秘宝を持たねばならない。

「デーミアン」より

僕は彼岸を信じない。彼岸なんてものは存在しない。枯れた木は永久に死に、凍死した鳥は二度と甦らない

「ナルチスとゴルトムント」より

学問とは、創意を発見することに没頭することにほかならない。
学問とは識別の術である。

「ナルチスとゴルトムント」より

名声のうちで、まだ大きな成功を望みもせず、
嫉まれもせず、孤立もしない名声が最も甘美なものである。

「春の嵐」より

救いの道は右にも左にも通じていない。それは自分自身の心に通じる道である。
そこにのみ神があり、そこにのみ平和がある

「放浪」より

木は神聖なものである。木とはなし、木に耳を傾ける事を知るものは真理を知る。
木は教養も処分も説かない。木は個々のことにとらわれず、生の根本法則を説く。

「放浪」より

鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。
卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、 一つの世界を破壊しなければならない。

「デーミアン」より

    この後に続く
    「鳥は神に向かって飛ぶ 神の名をアプラクサスと言う」も含め
    胸を打たれた言葉です。
    ヘッセ・・・素敵ですね。 - mano

    デミアンは去年の夏休み読書感想文と趣味を兼ねて読みました。
    少し難しかったけれど、確かに心打たれる物語でした・・・ - melancholy

どんな精神的で教養ある人間でも、ひどく単純素朴でインチキな公式の眼鏡をいつもかけて、世界や自分自身をみる。―特に自分自身をみている。

荒野の狼

    お客様、大変申し訳ありません。
    恐れ入りますがそういう仕様になっておりますので・・・ - 銘無き石碑

愛されることが幸福ではなく、愛することが幸福である。


    負けちゃったら、惚れちゃってるよね=hide
    恋愛もシビアに - さくら

    惚れちゃったら、負けちゃってるよね=hide
    でした。 - さくら

愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ

福田和彦『痛快!性愛学』(集英社インターナショナル,2001)P116

    理想高く - さくら

人生を明るいと思う時も 暗いと思う時も 私は決して人生をののしるまい

人生の格言

子どもたちは歌い、花は草の中で笑う。