建築

建築術は凝固した音楽である。

「芸術哲学講義」より
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ドイツの哲学者

建築は凍った音楽である。

「語録」より
アンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ド・スタール 9

フランスの批評家、小説家。フランスにおける初期のロマン派作家として政治思想、文芸...-ウィキペディア

建築は生活の方法である。

「語録」より
ライト 1

アメリカの建築家

なぜどの家も、集合住宅も、平屋であるなしに関わらず、
美しくて充分な広さの庭園と運動場を持っていないのか?
利潤追求と競争的地代がそれを邪魔しているためである。

ウィリアム・モリス 4

イギリスのデザイナー。工芸家。思想家。

神は細部に宿る
(God is in the details)

斬新なデザインは、ロンドンでも認められなかった。
妻は、ウィーン行きを勧めるが…

………だめだ! ぼくは このイギリスを離れられない
イギリスの風土 自然が ぼくのデザインを つくり出したんだ……
生まれ育った土地を離れれば……枯れてしまう!
ぼくは 植物なんだ
この土地を 離れては生きていけないんだよ!

森田信吾 『新・栄光なき天才たち 2』(ヤングジャンプ・コミックス・ワイド,1993)28p
チャールズ・レニー・マッキントッシュ 1

スコットランドの建築家、デザイナー、画家。アーツ・アンド・クラフツ運動の推進者で...-ウィキペディア

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一日に二時間勉強しつづければ学者になれる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P19
太田博太郎 1

1912年11月5日 - 2007年1月19日 日本の建築史家。

建築史の勉強は、つねに読んでいるか、歩いているかに尽きる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P19
村松貞次郎 1

1924年6月30日 - 1997年8月29日 日本の建築史家。

あの虚構の都市が、どうしてかくも人を惹きつけるのか。
思うに、それは人間が、現実と同じ程度に虚構を必要とする生き物だからである

『精神分析の都』

親はなくても子は育つ。学ばなくても家は建つ。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P5
藤森照信 1

1946年生まれ。建築学博士。

建築は時代がたっても中古品になるとは限らず、文化遺産になりうる

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P10
鈴木博之 3

1945年生まれ。工学博士。

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あらゆる学問は歴史化する
その領域が勢いを失えば歴史化の速度は加速される

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P11
鈴木博之 3

1945年生まれ。工学博士。

歴史は古びることがない。歴史は滅びることもない。
すでに古び死んでいるからだろう

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P11
鈴木博之 3

1945年生まれ。工学博士。

現実は巨大な錯綜した森であり、個人の創造的身ぶりなどは音も立てずに呑み込んで、
アッという間にそれを現実(キッチュ)そのものを化してしまう構造を持っている。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

建築は実に創造的な現実の断片である。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

もし現在においても「建築家」という文化的概念が考えられるとするならば、
それは歴史家としての認識を持つ者でなければならない。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

創造の絶対性などはあり得べくもない。あるのは創造の相対性、関係性だけなのだ。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

建築は断片にしか過ぎないけれど、断片としての意味は歴然として在る。
それを自覚した時に初めて、現在の建築家の存在の意味が浮上してくる。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

建築設計の第一歩は、やはり個人の内的な表現欲の発露に置きたい。
どうしても作りたいモノがあることが一番なのだ。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P24
石山修武 6

1944年生まれ。建築家。

普通というのがくせ者で、実は無限の普通がある。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P32
重村力 1

1946年生まれ。工学博士。

フィールドワークからなにが見えるようになるのかといえば、
フィールドにある「もの」ではなく、「モノ」を通して自分自身を発見することなのである。

AERA Mook 29『建築学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P91
重枝豊 1

1954年生まれ。日本大学理工学部建築学科助手。

「観る」とはすでに一定しているものを映すことではない。
無限に新しいものを見いだして行くことである。だから観ることは直ちに創造に連なる。
しかし、そのためにはまず純粋に観る立場に立ち得なくてはならない。

『風土』
和辻哲郎 9

日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。『古寺巡礼』『風土』などの著作で...-ウィキペディア


    その通り!! - 銘無き石碑

未来はプリミティブである。
そして、建築はそのプリミティブな未来に形を与えることができると思うのである。

AERA Mook 100『新版 建築学がわかる。』(朝日新聞社,2004)P8
藤本壮介 1

1971年生まれ。東京理科大学非常勤講師。

人が住まう、そのためには建築を建て、集落を営み、都市を築く。それはどこか?
ほかでもないこの地球の上である。

AERA Mook 100『新版 建築学がわかる。』(朝日新聞社,2004)P70
三谷徹 1

1960年生まれ。工学博士。

住宅は天下の回りもの

AERA Mook 100『新版 建築学がわかる。』(朝日新聞社,2004)P138
古瀬敏 1

1948年生まれ。静岡文化芸術大学デザイン学部空間造形学科教授。