勝負
将棋の対局はきわめて厳しい。
(米長邦雄)先生が
「対局が終わると、頭の血管が膨れあがり、頭皮が真っ赤になっていることがある」
といわれたことがある。それほど長く、深く集中するのだ。
若い私ですら一局が終わると疲れ果て、翌日は身動きするのもつらいほどである。
それぐらい消耗するのだ。
勝負の世界では「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。
「これがよさそうだ」という手が一つも見えない場面も非常に多い。
そういうときは、できるだけ可能性を広げて、自分にとってマイナスにならないようにうまく相手に手を渡すのだ。
自分から踏み込むことは勝負を決める大きな要素である。
相手に何もさせたくないからと距離を十分に置いていると
相手が鋭く踏み込んできたときに受けに回ってしまう。
相手が鋭く踏み込んできたときに受けに回ってしまう。
決断するときは、たとえその手が危険であっても、わかりやすい手を選んでいる。
かなり危険だと判断しても、私は、踏み込んで決断するほうだと思う。
勝負どころでは、あまりごちゃごちゃ考えすぎないことも大切である。
優勢のほうが手数をかけていると展開はおかしくなる。
迷いやミスが生じやすい。
迷いやミスが生じやすい。
人間には二通りあると思っている。
不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。
最初からピンチを招こうと思っている人はいないが、ピンチに陥って奮い立ち、知恵を出せる人と怯んでしまう人がいる。
「これでいけるだろう」と判断する基準が、私の場合、甘いらしい。
可能性を人より広く持っているのかもしれない。
奇を衒って何かをやっている意識はまったくない。
勝負は相手が嫌がることをやるものなのだ。
意表をつかれることに驚いてはいけない。
相手のミスがあって、初めて形勢は逆転する。
そのときをじっと待つ。期待せずに待つことだ。
一回勝負であれば、奇襲作戦が成功する確率も高いだろう。
相手の虚を衝き、動揺を誘うのもいい。
しかし、同じ人と何十回も対戦していくとなると、奇襲作戦は意味がない。
将棋の世界は、現役が150人しかいない
「読み」より「勘」。
2位や3位という順位は微妙ですよね?
1番になったり、あるいはまったく通用しなかったら
「まぁ、こんなもんか」で終わったと思うんですが2位だったので
本当はもっといけるんじゃないかと、モチベーションが強くなりましたね。
アイアンマン 2008年9月号より
西田哲之
1
1963年生まれ。ボディビルダー。2006年に東海ボディビル選手権大会優勝など。
相手をこきおろして勝つな。
それはずるだ。
相手より上に立って勝て。
運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する
進み続けるものは負け、退くものは勝つ。
弱い自分でなく強い自分を取る
「努力は裏切らない」より
宇津木監督
2
宇津木妙子:元全日本女子ソフトボール監督
勝負は、「ゲームセット」と審判が言うまで分からない。
お前はそういう奴だ。
身分の卑しさがずばりそこに表れている。
勝つ方に肩入れする手合いだ。
ドン・キホーテの言葉
ミゲル・デ・セルバンテス
31
近世スペインの作家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』(Don Quijot...-ウィキペディア
自分たちが最高だと思ってやっていることを
真っ向から否定しないと、
新しいものは生まれてこない。
われわれは勝負師ではない。
負けても何が原因で負けたのかを追求することに意義がある。
占い師のわたしに予言で闘おうなどとは
10年は早いんじゃあないかな
ジョジョの奇妙な冒険
66
荒木飛呂彦による日本の漫画作品。略称は「ジョジョ」。...-ウィキペディア
一時の勝ちは、終身の勝ちにはあらず。
松浦静山
3
江戸時代中・後期の大名。肥前国平戸藩の第9代藩主 心形刀流剣術の達人
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
松浦静山
3
江戸時代中・後期の大名。肥前国平戸藩の第9代藩主 心形刀流剣術の達人
この言葉は東北楽天ゴールデンイーグルス監督、野村克也さんが広めたようです。私自身は松浦静山の言葉として知ってはいましたが、確信は持てませんでした。今回このブログを拝見して確信を持てました。ありがとうございました。敬白 - 拝聖講
対戦相手が、最高の技を見せてくれるよう願うことだ。相手がよければ、
自分も思っても見なかったような力が出せる。
グレッグ・ルゲーニス
1
飛び込み選手オリンピックの男 子高飛込みで連続優勝した唯一の選手
相手が怪我をしていたらそこを攻めてあげるのが優しさ
田村亮子
4
日本人の女子柔道家 シドニー五輪・アテネ五輪で金メダル