勝負
20代には20代にしかできない将棋がある
「これがよさそうだ」という手が一つも見えない場面も非常に多い。
そういうときは、できるだけ可能性を広げて、自分にとってマイナスにならないようにうまく相手に手を渡すのだ。
「これでいけるだろう」と判断する基準が、私の場合、甘いらしい。
可能性を人より広く持っているのかもしれない。
奇を衒って何かをやっている意識はまったくない。
「勝ち組」を「勝ち組」にならしめる最大の要因は、
本人の努力よりも「運」であると考えています。
三橋貴明
3
(1969~) 日本の経済評論家。 中小企業診断士。 国家ビジョン研究会経...
「読み」より「勘」。
ベルトルト 「ライナー、やるんだな、今、ここで!?」
ああ!勝負は今!!ここで決める!!
いろいろ経験を積んできたし、訓練もしてきたが
どんなに訓練を積んでいても、ミスは避けられないという実感を抱いている。
人間は、ミスをするものだ。
お前はそういう奴だ。
身分の卑しさがずばりそこに表れている。
勝つ方に肩入れする手合いだ。
ドン・キホーテの言葉
ミゲル・デ・セルバンテス
31
近世スペインの作家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』(Don Quijot...-ウィキペディア
そもそも生産性が大きく異なるドイツとギリシャが「同じルール」で競争し、
ギリシャ側に勝ち目はないのです。
誰が何と言おうと、この世に「フェアな競争」「公正な競争」「平等な競争」はありません。
何しろ、各人、組織の属性や蓄積が異なる以上、
勝ち組ははじめから有利な競争となるわけです。
三橋貴明
3
(1969~) 日本の経済評論家。 中小企業診断士。 国家ビジョン研究会経...
どちらかに勝たせたい、といった気分は
対局場のどこかに必ずあり、それを隠すことはできない。
空気を対局者は鋭く感じ取ってしまう。
どんな場面でも、今の自分をさらけ出すことが大事なのだ。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」だ。
われわれは勝負師ではない。
負けても何が原因で負けたのかを追求することに意義がある。
ゲームへ気持ちが、ゆくようになった。
伊達公子
1
元女子プロテニス選手。日本人の女子テニス選手として、史上初の世界ランキングトップ...
プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。
器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ。
意識的にそう言い聞かせている
ミスには面白い法則がある。
たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。
ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。
そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。
一位になることは簡単なことではない
しかし、一位であり続けることはそれ以上に難しい。
エナン・アルデンヌ
1
ベルギー出身のテニスプレイヤー 全仏オープン3回優勝
一回勝負であれば、奇襲作戦が成功する確率も高いだろう。
相手の虚を衝き、動揺を誘うのもいい。
しかし、同じ人と何十回も対戦していくとなると、奇襲作戦は意味がない。
将棋の世界は、現役が150人しかいない
一時の勝ちは、終身の勝ちにはあらず。
松浦静山
3
江戸時代中・後期の大名。肥前国平戸藩の第9代藩主 心形刀流剣術の達人
一番良いのは勝つこと、次に良いのは負けることだ。
ジミー・コナーズ
1
アメリカ・イリノイ州ベルビル出身の元男子プロテニス選手 ATPツアーでシングルス...
戦場から弟へ送った言葉
人に負けるな
どんな仕事をしても勝て
しかし、堂々とだ‥
知ってるつもり 沢村栄治
人生って勝つときもあれば負けるときもある。
うまく行くときもあれば行かないときもある、しょうがないじゃないかと、思った
「神宮球場の外野席で‥」(毎日新聞夕刊-文化欄,2001.10.12)
人間には二通りあると思っている。
不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。
最初からピンチを招こうと思っている人はいないが、ピンチに陥って奮い立ち、知恵を出せる人と怯んでしまう人がいる。
人間は、いつも完璧でいることは不可能だ。
「仕方がない」と諦めるしかない。
「これから先はなければいいな」と、今は思っている。
そう考えるしかないのだ。
「これから先はなければいいな」と、今は思っている。
そう考えるしかないのだ。
他力が勝負を決める。
何事にも「負けるのは絶対に嫌だ」というのは勝負師の本性なのかもしれない。
プロの棋士の中には、将棋以外のことにも闘争心をむきだしにする人が多いようだ。