仏教:仏門:仏
恥ずべきことに無恥があり、なんでもなきことに恥じている人間は、
他人の虚像の思想にかぶれている人間なり
「説話」より
雨期にはここに住まん、夏期にはかしこに居を定めん。
「説話」より
地上の王座より輝かしく、昇天より美しく、世界の支配よりすばらしきもの、
それは、解脱の最初の段階の持つところの法悦なり。
「説話」より
仏とは釈迦のなづくるものにして、
天の大気虚空をいう。これを無と名づく。これを仏とす。
「春波楼筆記」より
司馬江漢
2
江戸時代の画家・蘭学者
念仏の功積み、心を運ぶこと年深かりしものは、
命終の時に臨んでは、大いなる喜びおのづからに生ず。
「往生要集」より
源信
1
平安時代の天台宗僧侶
自心すなわち仏たることをさとれば、
阿弥陀ねがうに及ばず、自心の外に浄土なし
「般若心経提唱」より
南無阿弥陀仏の名号を称え、一切衆生に流動すべし
「語録」より
一遍
3
鎌倉時代の僧侶
となうれば、仏もわれもなりけり、
南無阿弥陀仏の声ばかりして。
「語録」より
一遍
3
鎌倉時代の僧侶
濛々炎々として、三十年、濛々炎々として六十年、末期に糞をさらして梵天に捧ぐ
「語録」より
仏はひとりわがために法を説き給う。
余人のためにはあらず。
「大智度論」より
ナーガールジュナ
2
インドのバラモン教学者