名言・語録一覧

自らの王権の象徴である太陽にたとえたセリフ

おりよう、おりよう、輝かしい日の神フェイトンのように、卑しいあばれ馬どもを御しきれずに

『リチャード二世』
王リチャード二世 2

1367年1月6日 - 1400年2月14日)は、プランタジネット朝の第8代イン...

リチャード二世が、王位纂奪者であるボリングブルック(のちのヘンリー四世)に王冠を渡す場面。
ヘリフォード公ヘンリー・ボリングブルック:喜んで王位を譲るのではなかったのか。

王冠は君のものだ、だが悲しみはまだ私のものだ。

『リチャード二世』
王リチャード二世 2

1367年1月6日 - 1400年2月14日)は、プランタジネット朝の第8代イン...

カタリーナが、かい馴らされた結果ペトルーチオの妻となり、宴の席で、他の花嫁たちに、「妻とはこうあるべき」と説教するくだりの一部。

怒った女はかき乱された泉と同じ 泥だらけで見苦しく、純真さもなく、美しさのかけらもない。
そうなれば、どんなに乾きを感じていても、誰も口をつけるどころか、指もふれもしないでしょう。

『じゃじゃ馬ならし』
カタリーナ・ミノーラ 1

パドヴァの商人バプティスタ・ミノーラの長女。タイトルにもなっている「じゃじゃ馬」...

のちにヘンリー七世として即位するリッチモンド相手の戦場の場面。

馬をくれ、馬を! 馬のかわりに、わが王国をくれてやる!

『リチャード三世』
グロスター公リチャード 1

のちにリチャード三世。ヨーク家の一員。

フォルスタッフへの台詞

おまえなど知らないぞ、ご老人‥‥‥白い髭をはやしながら、道化た阿呆とは!

『ヘンリー五世』

    正しくは『ヘンリー四世』第二部・第五幕第五場。ヘンリー五世として王位に就いたハル王子の台詞です。権力を手にした途端、かつての「相棒」を平気で捨てる。支配者のエゴイズムがよくわかります。 - 名言録
自分を評して

今まで、私の血は、うぬぼれ、うわついた栄華の河を流れていた。
だが、今は本来の流れを見い出し、国と一体となって大河を流れる。
これからは威風堂々、本流を見失うことはない

『ヘンリー四世 第二部』五幕二場
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イーリーとカンタベリー大司教が、ヘンリー五世(ハル王子)の即位してからの変貌ぶりについて述べているところ。

苺はイラクサの下で育つもの、
良い実は、下等な果実と隣合わせに育ったとき最も良く熟するというものです。

『ヘンリー五世』

未知なるがゆえに恐ろしい

『ハムレット』
ハムレット 8

シェイクスピア作の悲劇。5幕から成り、1600年から1602年頃に書かれたと推定...-ウィキペディア

冒頭の登場の独白

せめて全能の神が、自ら命を絶つことを禁じていなければ

『ハムレット』
ハムレット 8

シェイクスピア作の悲劇。5幕から成り、1600年から1602年頃に書かれたと推定...-ウィキペディア

最終幕、叔父王が主催するレアティーズとの剣の試合を受け入れはしたものの、なんだか胸騒ぎのするハムレット。
親友ホレイショーは、試合をやめるよう進言するが、ハムレットは、こう答えた。

雀一羽おちるにも天の摂理が働くんだ。今来るなら後には来ない。後で来ないなら、今くるだろう。
今来なくてもいずれは来る。覚悟が肝要だ。

『ハムレット』
ハムレット 8

シェイクスピア作の悲劇。5幕から成り、1600年から1602年頃に書かれたと推定...-ウィキペディア


    身構えているときには死神はこないものだ - 偽マフティー

わしはこの土がいとおしい、この卑しい土を、
もっと卑しいあの娘の靴が、一番卑しいあの娘の足に導かれて踏んだのだから。

『恋の骨折り損』
アーマード 1

スペインの軍人。

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リア:辛抱せねばな。わしたちは、泣きながらこの世にやって来た。知っとるだろう。
初めてこの世の空気に触れたとき、わしらは皆泣き叫んだ。何故だか教えてやろう。ようく聞いておけ。
グロスター伯:ああ、なんと、おいたわしい!

わしらは、こんな阿呆ばかりの世に生まれてきたことが悲しくて泣くんだ。

『リア王』
リア王 2

ブリテン王。生来の気性の荒さと老いからくる耄碌から、娘ゴネリルとリーガンの腹の底...

でも人間は、傲慢な人間は、
神の似姿であることも忘れ、狂った猿のように、束の間のはかない権力をふりかざし、
天に尻を向けては天使たちを泣かせている。

『尺には尺を』
イザベラ 1

修道士の見習い。クローディオの妹。

恋する阿呆は死ぬほどばかをするもんだ

『夏の夜の夢』
シーシアス 2

アセンズの公爵。ギリシャ神話ではテセウスとして知られる。

恋する者と きちがいの頭は少しも休むことなく煮えたぎり、
冷めた理性では思いもつかない幻をつくりだす。
狂人、恋人、詩人は、みな想像力のかたまりだ。

『夏の夜の夢』
シーシアス 2

アセンズの公爵。ギリシャ神話ではテセウスとして知られる。

ヘンリー四世に対する反乱軍と戦う戦場の場面。

勇気は、半分は分別でできてる。しかもできのいい半分のほうだ。
その半分でおれは命を守ったんだ。

『ヘンリー四世』
フォルスタッフ 1

ウィリアム・シェイクスピアの作品に登場する架空の人物。

生きてくれるな、ヒーロー、その目を開けるんじゃない。
もしおまえが、今すぐに死なないと判ったら、
もしおまえの魂が、おまえの恥より強いと知ったら、
おまえを激しく責めたてた上でおまえの命を、奪わねばならない。

『空騒ぎ』
レオナート 1

メッシーナの知事

自分の失敗を旦那のせいにできない女は、自分の子供を育てるべきじゃないね。
きっとばかに育つもの。

『お気に召すまま』
ロザリンド 3

前公爵の娘

結婚するときはもう十二月。女は娘の間は五月だけど、女房になると空模様が変わる

『お気に召すまま』
ロザリンド 3

前公爵の娘

この世はもう六千年も生き延びているけれど、
当の本人が、すなわち恋故に死んだという判例は一つもありません。

『お気に召すまま』
ロザリンド 3

前公爵の娘

タッチストーン:宮廷にいたことがないのなら、地獄行きだな‥‥‥何故なら宮廷にいたことがないのならいい礼儀作法を知らないわけだ。
ということはおまえさんの礼儀作法は悪い、ってことになり、悪いということは罪、ってことで、しかるに地獄行きだ

宮廷の礼儀作法なんざ、田舎じゃおかしくってしょうがないんだ、
田舎の行儀が宮廷じゃ大笑いなのと一緒のこった

『お気に召すまま』
コリン 2

羊飼い。

あっしはね、ただ働いて生きてるだけの男でさ、
自分の喰いもんんは自分で稼ぎ、着るもんも同じでさ、
誰からも恨まれねえで、誰の幸せも妬まねえ。
人様の幸せは喜んで、自分が不幸な日にあっても、誰もうらまないんだ。
あっしの一番の幸せは、自分の雌羊が草喰って、子羊がその乳すってるのを見ることなんで。

『お気に召すまま』
コリン 2

羊飼い。

乞食が死んでも、彗星は姿を現さない

『ジュリアス・シーザー』
キャルプニア 1

ジュリアス・シーザーの妻。

死は必ず訪れる結末だ。来るときには、来る

『ジュリアス・シーザー』

臆病者は死ぬ前に、何度も死を体験する、だが勇者はただ一度だけ死を味わう。

『ジュリアス・シーザー』