名言・語録一覧

社会は大きく二つの階級から成立している。食欲以上に晩餐会の多い連中と、食事の回数より食欲の旺盛な連中とである

「格言と省察」より
シャンフォール 37

フランスの警句家 本名はセバスチャン・シャンフォール

庶民階級出の者は、みな庶民の敵に回って彼らを圧迫する

「格言と省察」より
シャンフォール 37

フランスの警句家 本名はセバスチャン・シャンフォール

経済学者とは、とぎすまされたピカピカのメスと刃のこぼれたメスとをもって、
すこぶつ巧みに死者を解剖し、生者を残酷に取り扱う外科医のようなものである。

「格言と省察」より
シャンフォール 37

フランスの警句家 本名はセバスチャン・シャンフォール

着想が豊かだからといって、その人間が知的だとは必ずしもいえない。
配下に多くの兵士がいるからといって統率する将軍が立派だとは限らないのと同じだ。

「格言と省察」より
シャンフォール 37

フランスの警句家 本名はセバスチャン・シャンフォール

人間に必要なのは行動だ。もし行動が見つからないときには、
人間がそれを創り出すだろう。

「ジェイン・エア」より
シャーロット・ブロンテ 3

イギリスの小説家。ヨークシャーのソーントン生れ。 ブロンテ3姉妹の長姉。当時の...-ウィキペディア

女性が同じ顔、同じ性質、同じ心たてをしていたのなら、男は決して不貞を働かぬだけではなく、恋をすることもないだろう

「回想録」より
ジャコモ・カサノヴァ 2

ヴェネツィア出身の術策家(aventurier)であり作家。その女性遍歴によって...-ウィキペディア

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相手を泣かせようと思うときは、まず自分から泣いてかからねばならない。だが、笑わせようとするときは自分はしかめるらしくかまえてなければならない

「回想録」より
ジャコモ・カサノヴァ 2

ヴェネツィア出身の術策家(aventurier)であり作家。その女性遍歴によって...-ウィキペディア

恋はふたりのエゴイズムだ

「断片」より

人間が幸せの夢を追うときにおかす大きな過ちは、
人間の生来から備わっている、あの死という弱点を忘れてしまうことである。

「アタラ」より
シャトーブリアン 5

フランスの政治家・文学者

孤独は神とともに暮らせない者には害がある。孤独は魂の力量を強化するが、また同時に、働きかけるべき対象をすべて彼から奪ってしまう。力量を授かったものは、その力を同胞のためにつかわなくてはならない

「ルネ」より
シャトーブリアン 5

フランスの政治家・文学者

恋する男は己の能力以上に愛されたいと願望する人間だ。それがすべての恋する男を滑稽にする

「格言と省察」より
シャトーブリアン 5

フランスの政治家・文学者

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さんざん女に恋した男の受けるこらしめは、絶えず女に恋することだ

「恋と老年」より
シャトーブリアン 5

フランスの政治家・文学者

植物は枯死して動物を養い、動物の肉体は分解して土地を肥やし、
こうして再び植物を育てる。

「道学者」より
シャフツベリ 1

イギリスの倫理学者

女の舌は休むときがない

「詩集」より
シャミッソー 1

フランス生まれドイツの植物学者・詩人

感情はしばしば精神の歪みからやってくる。時として、精神が感情の投影でないとしたら、
いっそう柔軟なものになろう

「愛、愛より豊かなもの」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

嫉妬は所有ということから来る悪癖である

「愛、愛より豊かなもの」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

愛とは、限りない寛容、些細なことからくる法悦、
無意識な善意、完全な自己忘却である

「愛。愛よりも豊かなもの」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

結婚生活において愛が長続きするのは物語であることを要する。つまり、最初のみずみずしい感動に血と肉を与えることが必要である

「愛についての随想」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

愛する女と暮らすには一つの秘策がある。相手を変えようとしてはならぬことだ。気にさわる彼女の欠点を直そうとすると、忽ち彼女の幸せまで破壊することになるからだ

「エヴァ」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

意見を分別と呼んでいますが、結婚に関する限り、
両親は子どもよりも軽率であり、盲目です

「祝婚歌」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

男の愛情は頭脳的であり、女の愛情は肉体の奥に織り込まれていて、
いっそう自然に近く、はっきり眼につかない

「ロマネスク」より
シャルドンヌ 7

フランスの作家

他人の所有する幸福を悔む心で、われわれの心をはなはだしくむしばむ。それは他人の幸福を裏返して、われわれの不幸とする

「知恵論」より
シャロン 2

フランスの神学者 本名はピエール・シャロン

人間についての真なる学、真なる研究、これが人間である

「知恵について」より
シャロン 2

フランスの神学者 本名はピエール・シャロン

神童などということばは家族のつくったものだ

「ラディゲを悼んだことば」より
ジャン・コクトー 18

フランスの芸術家。詩人、小説家、劇作家、評論家として著名であるだけでなく、画家、...-ウィキペディア

青年はけっして安全株をかってはいけない

「牝鳥とアルルカン」より
ジャン・コクトー 18

フランスの芸術家。詩人、小説家、劇作家、評論家として著名であるだけでなく、画家、...-ウィキペディア