評論

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新しい傑作がうまれるたびに、それは過去の傑作の系列にくみこまれ、くみこまれる事によって、過去の姿全体をかえてゆく。

T・S・エリオット 3

イギリスの詩人、劇作家で文芸批評家である。代表作には、5部からなる長詩『荒地』(...-ウィキペディア

「独断」でもいいんだよ。
そもそも言論圏というのは、もっと荒々しいフィールドであるべきなんだ。
思想の自由市場というのは、綺麗に塗装された平坦な道路じゃなくて、地肌が剥き出しで、
岩や石がゴロゴロしていて、そこかしこに凹凸がある。そんな道であるべきなんです。
そのように議論誘発性込み、可謬性込みの自由でなければ、
言論の自由なんて意味がないと思う。

本村洋 宮崎哲弥 藤井誠二『罪と罰』(イーストプレス,2009)P199
宮崎哲弥 2

1962年10月10日生まれ。日本の評論家およびコメンテーター。

この作品は、芥川賞を受賞すべきであった。
その事により、芥川賞は自滅し、現今の商業文学誌はすべて廃れるべきであった

東欧文学研究誌『イスカーチェリ』80年8月号(18号)

マンガが描線によって描かれ、コマによって仕切られるものである以上、
それを具体的に語れなければ批評したことにならない。

AERA Mook 24『コミック学のみかた。』(朝日新聞社,1997)P87
夏目房之介 2

1950年8月18日生まれ。日本の漫画批評家、漫画家、エッセイスト。

デザイン・フォー・リヴィング

単なる批評は山ほどあるが、建設的批評をしてくれる人は少ない。

塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)36p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第29章 嫉妬と羨望」
類似名言 はじめて見る‥(sekihi.net)

映画とは、他の芸術作品、文学、美術、その他モロモロの芸術作品と同じで、
言葉で一万言を費やして批評したところで無駄なのだ。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)220p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

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世間のさまざまな物事のうち極端な面ばかり目を向けて批判しても害を為すだけだ。

およそ世の事物につきその極度の一方のみを論ずれば弊害あらざるものなし。
福澤諭吉 84

日本の武士(中津藩士のち旗本)、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。慶應義塾の創...-ウィキペディア

音楽には、ただそれ自身のみを表現する機会を与えなければならない。
言葉が現れてくると、たちまち音楽の豊かさを貶めてしまう。

(続き)今日の社会がコミュニケーションなるものに気をとられるあまり
もはや音楽の存在意義さえ危うくなっていると思う。
アルヴォ・ペルト 1

1935年生まれ。エストニアの作曲家。