作家

鋳型に入れたような悪人は世の中にいるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。だから油断できないんです。

夏目漱石著書「こころ」から
夏目漱石 38

日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。江戸の...-ウィキペディア


    命とは善を喰うもの
    命とは悪そのもの - 銘無き石碑

    魔が差して悪事を働くのは、ずばり、悪人だ。 - 銘無き石碑

    悪人は、いつまでたっても、未熟なまま - 銘無き石碑

    これを己のことだと受け入れられるか
    他人事と捨て置くかで
    随分違うものの見方をするようになるだろうなぁ - 銘無き石碑

    急いでいたら信号無視 - 銘無き石碑
「風邪はね。」うららは少しまつげをふせて淡々と言った。

今がいちばんつらいんだよ。死ぬよりつらいかもね。
でも、これ以上のつらさは多分ないんだよ。その人の限界は変らないからよ。
またくりかえし風邪ひいて、
今と同じことがおそってくることはあるかもしんないけど、
本人さえしっかりしてれば生涯ね、ない。そういう、しくみだから。
そう思うと、
こういうのがまたあるのかっていやんなっちゃうっていう見方もあるけど、
こんなもんかっていうのもあってつらくなくなんない?

よしもとばなな『ムーンライト・シャドウ』(朝日出版社,2003)87p

    一番辛い時がずっと続くんだね。君の場合は。 - 銘無き石碑

    君の優しさは忘れないよ。ありがとう。 - 銘無き石碑

そこは、おまえがこれまでに
なんどもかすかに聞きつけていた
あの音楽の出てくるところだ。
でもこんどは、おまえもその音楽に加わる。
おまえじしんがひとつの音になるのだよ

『モモ』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア

この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君。

中禅寺秋彦 1

拝み屋であり古本屋を営む。屋号である「京極堂」があだ名となっている。非常に博学な...

これほど違う鑑定結果を、素人がやったというのならまだ納得もできるが、
鑑定人としてはいずれも堂々たる大学の教授か助教授である。
この、いわゆる権威ある専門家が
一人の被告を診た結果がバラバラだというのだから、驚きである。
‥‥‥結果がバラつくのは、鑑定医の問題ではなく、
精神医学そのものが未熟な学問だからではないのか。

平成7年2月25日発行『週刊現代』「風のように―精神鑑定、このあやしげなるもの―」
渡辺淳一 1

1933年(昭和8年)10月24日生まれ。日本の作家。

We learn from failure, not from success!

われわれは失敗から学んできた。成功からではない!

『ドラキュラ』
ブラム・ストーカー 2

ブラム・ストーカー(Abraham "Bram" Stoker、本名:エイブラハ...-ウィキペディア

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人間、ひたすらに頼まれるほど心の弱まることはない。

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

人間にとって、その人生は作品である。

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

人間には志というものがある。
この志の味が人生の味だ。

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

動きの中で美人を見いだしているんでね。
身動きなんだろうな

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

欲は才を走らせる火のようなものだ。

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

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人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。
いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的の道中で死ぬべきだ。
生死は自然現象だからこれを計算にいれてはいけない。

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

人の諸々の愚の第一は、
他人に完全を求めるということだ

司馬遼太郎 45

日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)...-ウィキペディア

わたしはいまの話を、
過去に起こったことのように話しましたね。
でも、それを将来起こることとして
お話ししてもよかったんですよ

『モモ』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア

おまえじしんは、おまえの生きた年月の
すべての時間をさかのぼる存在になるのだ。
人生を逆にもどって行って、
ずっとまえにくぐった人生への銀の門に
さいごにはたどりつく。
そしてその門をこんどはまた出ていくのだ

『モモ』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア

ちいさなモモにできたこと、
それはほかでもありません。
あいての話を聞くことでした

『モモ』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア

本当の物語は、みんな
それぞれにはてしない物語なんだよ

『はてしない物語』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア


    ほんの些細な出来事が人生を変えるきっかけになる。その人の人生が変わったことによって、周りの人の人生が変わる、それがまた新たなきっかけになる。物事に終わりはなく、水の波紋の様に広がり、それが新たな水の波紋を発生させる。世界には沢山戦争が起こっていた。日本も戦争に負けた。しかし、戦争に負けたという大きな波が平和を目指す今の原動力となっている。戦争に負けたという物語は時代を越えて新たな物語に繋がっている。完全に終わってしまう事などない。全てがはてしなく、永遠に続いている。
    この世ははてしない物語である。 - 銘無き石碑

    新しい一歩を歩みます。餞はいりません。 - 銘無き石碑

おれたちゃ、なんか
意味のある生き方をしたいのさ

『はてしない物語』より
ミヒャエル・エンデ 20

ドイツの児童文学作家。父はシュールレアリスム画家のエドガー・エンデ。日本と関わり...-ウィキペディア

僕ら人間について、
大地が万巻の書より多くを教える。
理由は、大地が人間に抵抗するがためだ

『人間の土地』より
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 59

フランスの作家、操縦士。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路...-ウィキペディア

小説に求められてきたものは
読者を日常の外に連れ出すこと
そして、人間と人生についての認識を
何らかの形で深めることである。

「ダイエット」訳者あとがきより
吉田暁子 1

上智大学文学部卒業後、パリ第三大学に留学。 フランス関連の訳書多数。

タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格はない。

作家レイモンド・チャンドラーが物語の主人公に語らせた言葉。
レイモンド・チャンドラー 2

作家。1888年7月23日 - 1959年3月26日。 アメリカ合衆国シカゴ生ま...

キリスト教徒や、イスラム教徒、ユダヤ教徒と話をするような場合に
僕はいつも、彼らの信仰はいわば
「暗示的なもの」として捉えるべきだと感じた。
彼らが、教義の現実性を、直接的に、本来の意味で
信じていないのはあきらかだった。
ただし、それは確認のしるし、信者の世界にアクセスするための
パスワードの一種ではあった。

「ある島の可能性」より
ミシェル・ウエルベック 8

ミシェル・ウエルベック(Michel Houellebecq [miʃɛl wɛ...-ウィキペディア

いかに現世を厭離するとも、
自殺は悟りの姿ではない
いかに徳行高くとも
自殺者は大聖の域に遠い

この作家に関する本を読んでいたときに
見つけ、ハッとしました。
川端康成 12

日本の小説家、文芸評論家。大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学...-ウィキペディア

まっすぐな言葉を発することは むずかしい。
でも それはお互い様なのだ。
自分の言葉だって曲がっているのだ。
そして 曲がっていることに気づきもしない。
修正し合うしかない。
勇気を持って。
お互い傷つくことを恐れずに。
コミュニケーションは愉快なことばかりじゃない。
パワーのいる作業なのだ。

人間関係で悩んでいたときに
この言葉に出合い
ある意味
励まされました。
人と会話をするのって
いいことばかりじゃ
ないですもんね。
それからは
耳の痛い人からの忠告も
素直に聞けるようになりました。
田口ランディ 1

作家にしては(?) とても感情の起伏の激しい方で よく、人と衝突していたようです...

戦わずに 何が人生だ。

「想像力」より引用