鋳型に入れたような悪人は世の中にいるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。だから油断できないんです。

夏目漱石著書「こころ」から
夏目漱石

夏目漱石 38

1867年2月9日 - 1916年12月9日
日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。江戸の牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。俳号は愚陀仏。 大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。帝国大学(後の東京帝国大学、現在の東京大学)英文科卒業後、松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授などを務めた後...-ウィキペディア


寄せられたコメント(5)


    命とは善を喰うもの 命とは悪そのもの - 銘無き石碑

    魔が差して悪事を働くのは、ずばり、悪人だ。 - 銘無き石碑

    悪人は、いつまでたっても、未熟なまま - 銘無き石碑

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    これを己のことだと受け入れられるか 他人事と捨て置くかで 随分違うものの見方をするようになるだろうなぁ - 銘無き石碑

    急いでいたら信号無視 - 銘無き石碑

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