歴史

歴史学という学問は、人間の営みを時間のなかに遡って省みようとする、
根源的な問いかけの学問なのである。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P36
二宮宏之 1

1932年生まれ。電気通信大学教授。

人間はなぜ歴史をかえりみるのだろうか。
それは人間が文化を創造し、
その継承とあらたな創造のくりかえしのなかに成長してきた動物であるからだ。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P28
朝尾直弘 4

1931年生まれ。京都橘女子大学教授。

われわれが歴史の事実とよんでいるのは、
毎日起きることがらのうちの、ほんのわずかな、
ことがら全体から見ればほとんど電子顕微鏡的に小さな痕跡を集め、
それを手がかりに構成したものにほかならない。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P28
朝尾直弘 4

1931年生まれ。京都橘女子大学教授。

歴史学は鏡をみがく学問である。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P28
朝尾直弘 4

1931年生まれ。京都橘女子大学教授。

歴史は鏡である。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P28
朝尾直弘 4

1931年生まれ。京都橘女子大学教授。

歴史家にとって、史料はかけがえのないパートナーである。

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P15
大石直正 1

1931年生まれ。東北学院大学教授。

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勝者には決し知り難い、敗者のみの知る人間の真実を、
できうる限りつかみとり、それを未来に生かす道をひらくことこそ、
近代史学をこえる新しい歴史学のなすべきことなのではなかろうか

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P8
網野善彦 3

日本の歴史学者。

歴史の中の勝者を「進歩」の担い手として追究し
光をあてることをもって足れりとするような姿勢の歴史学であってはならない

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P8
網野善彦 3

日本の歴史学者。

長く思案し、
遅く決断すること,
思案を重ねた決断であるなら、後戻りする必要はない。

たくさん考えてゆっくりと決断する、自分が考えてした決断なら後戻りなんてしなくていい カッコいい!!
小早川隆景 1

戦国時代の武将 毛利元就の息子で小早川家の養子に入る、無敵の毛利水軍創設者として...

為せば為る為さねばならぬ何事も

為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ。

武田信玄 2

安土時代の武将

大志を持つ者は、最期の瞬間まで命を惜しむものだ

石田光成が処刑される直前に言った言葉です。
とらえ方はお任せしますが僕は好きですW
石田三成 3

戦国時代の武将。

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大事をなす者は最後まで諦めないものだ

関ヶ原合戦後
石田三成 3

戦国時代の武将。


    豊臣秀吉の小姓 - 性の奴隷

この桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみろぃ!

遠山景元 2

江戸時代の旗本で、天保年間に江戸北町奉行、後に南町奉行を務めた人物である。

これにて一件落着

「金さん」物の原型は、
1893年(明治26)11月1日、明治座で上演された黙阿弥高弟の一人竹柴基水作「遠山桜天保日記」
にあるといわれている。
遠山景元 2

江戸時代の旗本で、天保年間に江戸北町奉行、後に南町奉行を務めた人物である。

歴史は繰り返す

歴史にifはない

わたしは個人的には、
「例え嘘でも、書き手が本当だと思えば、それは真実になる」と信じています。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P145
堂門冬二 1

1927年10月19日生まれ。日本の小説家。

堂門冬二が、尊敬しているある人に言われた言葉

現実と虚偽の間には必ず真実がある。それを探せ

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P144

現代の人間と歴史上の人物は同じ血でつながっている

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P141
津本陽 5

1929年生まれ。作家。

事実とは往々にして「事実らしからぬ」ほどのドラマ性をもっているものなのである。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P140
津本陽 5

1929年生まれ。作家。

小説を書くうえで想像力は最も大切なものの一つだが、
もう一つとても重要になるのが「自分自身の実体験」である。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P139
津本陽 5

1929年生まれ。作家。

歴史小説のリアリティを考えるうえで大切なこと

「事実らしく見えるもの」を書くのではなく、できるだけ「事実」そのままを描き出すことだ。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P140
津本陽 5

1929年生まれ。作家。

完全に絶望するということは、もうそれ以上は落ちない「底」に着いたということ。
つまり、本当の絶望は、壁を乗り越えるための復活の始まりでもある

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P139
津本陽 5

1929年生まれ。作家。

虫は大好きです。
身のまわりに、虫という小さい元気な生命が、ごく普通にいることが楽しいのです。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P29
野村育世 1

1960年生まれ。女子美術大学付属高等学校中学校教諭。

日本史はプリズムだ。

AERA Mook 65『日本史がわかる。』(朝日新聞社,2000)P1