シャルル・ボードレール 58

1821年4月9日 - 1867年8月31日
フランスの詩人、評論家である。...-ウィキペディア

何より自分自身に対して偉人に、聖者になることだ

「赤裸の心」より

おお主よ、われに力と勇気を与え給え、
わが肉、わが心を嫌悪の念なく見んがために

「悪の華」より

恐怖の魅力に酔い得る者は強者のみ!

「悪の華」より

    極限の恐怖はいつか甘美な死を与えてくれるだろう。 - 銘無き石碑

    人はいつ死ぬか分からない。だから、くだらぬことに悩むな。 - 銘無き石碑

    恐怖が程よい刺激になるんだね。 - 銘無き石碑

放縦がわれを招き、恋愛がわれに王冠を授く

「悪の華」より

快楽を己の肥料となる欲望の大樹よ、お前の樹皮が次第に厚く、固くなりいくにつれて、
お前の梢は太陽をより間近に見んと欲す!

「悪の華」より

希望はあたかも蝙蝠のごとく、臆病なる翼にて叩き、
朽ちたる天井に頭をぶっつけ彼方に飛び去る

「悪の華」より
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老若を問わず棺桶が同じ大きさだということは、
聡明な死が示す奇怪な、魅力的な趣味のシンボルだ

「悪の華」より

今世紀の人々にとりて、悪魔を信ずるは悪魔を愛するよりはるかに難し

「悪の華」より

英雄とは、終始一貫して自己を集中する人間である

「ヴジェーヌ・ドラクロアの作品と生涯」より

酒と人間とは絶えず闘い合い、絶えず和解している仲のよい二人の闘士のような感じがする。
負けたほうがつねに勝ったほうを抱擁する。

「酒とアシーシュ」より

恋愛が面倒なのは、それが共犯者無しではすまされない罪悪という点にある

「赤裸の心」より

    面倒なのは、愛情が足りないからでしょ。 - 銘無き石碑
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神への怒り、つまり精神性は上昇しようとする欲求であり、悪への祈り、
つまり動物性は下降する悦びである

「赤裸の心」より

人生には真の魅力はひとつしかない。
それが賭博の魅力である。

「断片」より

恋愛とは、売春の趣味に他ならない。しかも、いかに高尚な快楽でも売春に還元できないものだ

「火」より

    くたばれ、あばずれ。 - 銘無き石碑

    君は恋愛を純粋な愛情に変えていく意志はないのだろうか?それならば、君の心は実に醜いね。穢れはとれないのだろうか?穢れが取れないならば、君の醜い心に付き合うのも疲れるから、お別れするね。後になって、死にたいとか弱音を吐いて甘えてこないでね。 - 銘無き石碑

    同情はもうやめよう。君のためにならない。 - 銘無き石碑

    君は愛すべき人だ。 - 銘無き石碑

    恋愛は美しくて神聖なものだよ。売春と一緒にするな。君は情けない人間だなあ。 - 銘無き石碑

およそ人間ほど非社交的かつ社交的なものはない。その不徳によりて相集まり、その天性によりて相知る

「火箭」より

神が存在しないとしても、
やはり宗教は神聖であり神性を備えているであろう。

「火箭」より

    神が存在しないとしたら、宗教は神聖でもなくなるし、神性さを備えるということもなくなるであろう。 - 神

過去は幻影としての刺激を保ちながら、その生命の光と動きを取り戻して現在となる

「ロマン派芸術論」より

神は支配するために存在することすら必要としない唯一の存在である

審査委員がたの言う規則とやらをいちいち信じたとしたら、
美そのものがこの地上から消え去ってしまう。


    まず名前が格好良いもんね。 - k

人生をあるがままに受け入れない者は、悪魔に魂を売り渡す。

ダンディの輝きは昇る朝陽の輝きではなく、沈みゆく陽の輝きである

恋愛の株式市場に安定株はない

海こそ人の鏡なれ。

音楽は宇宙の観念を与える

読者よ、君は時あって、吸い込んだ事はないかな、