シャルル・ボードレール 58
1821年4月9日 - 1867年8月31日
フランスの詩人、評論家である。...-ウィキペディア
生きかえるような思いの金色の夕ぐれに
市民の心に武勇の気持ちを注ぎ込むあの奏楽に。
生きているさえ恥ずかしいか、いじけた萎んだ影に似て、
おそれおののき、うつ向いて、壁すれずれに君達は行く。
特別に醜くて、性悪で、不潔な奴が一ついる!
こ奴、大してあばれもしない、大きな叫びも立てないが、
そのくせ平気で地球をほろぼし
欠伸しながら世界を鵜呑みにするくらい平気の平左。
いとしさの極みの女に、麗わしの限りの女に、
わが心、為めに明るき、その女に
弧寂よ、沈黙よ、比類なき青空の純潔よ!
醜いほど真青に冴えた意地悪な空の方へと、
神に恨みの数々を毒づいてでもいるように、
Always be a poet, even in prose.
常に詩人たれ、味気なき世に在れども。
I have felt the wind on the wing of madness.