ジョセフ・ジューベル 42

フランスの哲学者・警句家

われわれの改革者たちは、「経験」に向かっては、おまえは耄碌しているといい、
「過去」に向かっては、おまえは子供だという。

「パンセ」より

論争や討論の目的は勝利であってはならず、
改革でなければならない。

「パンセ」より

自分の意見を引っ込めない者は、
真実を愛する以上にわが身を愛する人間である。

「パンセ」より

迷信は下劣な魂の持ち主たちの可能な唯一の宗教である。

「パンセ」より

どうして?どこへ?なぜ?どんなふうに?
こういった疑問はすべて哲学者の領域である。

「パンセ」より

肉体は、われわれの存在が野営している仮の小屋である

「パンセ」より
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正義はつねに目標でなければならず、
必ずしも出発点である必要はない。

「パンセ」より

何らかの欠点をも見せない人間は愚者か、偽善者である。欠点の中には美点に結びついているもので、
美点を告げ知らせるものであり、矯めないほうがよいような欠点があるものである

「パンセ」より

行動するときには規則に従い、裁くときには例外を斟酌せねばならない。

「パンセ」より

女は己自身のためだけではなく、女性全体のために羞恥心を持つべきである。換言すれば、女はみな、女たちが羞恥心の掟を守るようにと熱望すべきである。というのは、ひとりの女のつつましさを傷つけるものは、すべて女のそれを傷つけるのだから

「パンセ」より

食卓は祭壇の一種で、祭日や饗宴の日には飾らなければならない。

「パンセ」より
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相談するときには過去を、享受するときには現在を、
何かするときには、それが何であれ未来を思え

「パンセ」より

学識なくして空想を持つものは、翼を持つが足を持っていない

「パンセ」より

教えることは二度学ぶことである。

「パンセ」より

老人は民衆の威厳である

「パンセ」より

その女がもし男だったら友に選んだであろう者でなければ、
妻に選んではならない。

子供には、批判よりも模範が必要である