フリードリヒ・フォン・シラー 54
1759年11月10日 - 1805年5月9日
ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ古典主義(Weimarer Klassik)の代表者である(初期の劇作品群はシュトゥルム・ウント・ドラング期に分類される)。独自の哲学と美学に裏打ちされた理想主義...-ウィキペディア
苦しみは短く、歓びは永遠である
「オルシアンの乙女」より
苦痛は短く、悦びは永遠である
「オルレアンの乙女」より
死を怖れない者に何を怖れろというのだ
「群盗」より
汝が死ぬ前日に懺悔せよ。
「英知の本」より
人生はほんの一瞬にすぎない。死もまた、ほんの一瞬である
「コリア・スチュアルト」より
酒は何ものをも発明しない、ただ秘密をしゃべるだけである。
「ピッコリミニ父子」より
人生の中から、諸君には二つの道が拓かれている。一つは理想へ、他の一つは死へと通じている
「人生からの出口」より
おお嫉妬よ!お前は細事の拡大したものである
「断片」より
若き時代に数千の帆柱を押し立てて船出したその港へ、老いさらばえて救いのボートに助けられ、
人知れず帰ってくる
「期待と実現」より
人は明日の朝を迎えるにさいして、なんらかの恐怖と希望と心配を持たずにいられない
「メッシーナの花嫁」より
誰をも恐れないものは、誰からも怖がられているものに劣らず強い
「群盗」より
悪行の呪いは、絶えずそれが悪を産まざるをえないところにある。
「ピッコミニ父子」より
悪い種子からは悪い実ができる
「メッシーナの花嫁」より
お前が刹那から追い出したものを永遠は返してはくれない
「諦観」より
時の歩みには三とおりある。未来はためらいながら近づき、現在は矢のように飛び去り、過去は永遠に静止している
「諦観」より
ひとりの富者がなんと多数の乞食を養うことか!
王が建築を始めれば、馬車曳きに仕事が生まれる
「カントその注釈」より
持てる者は失うことを知り、幸せは苦しみを知る
「断片」より
歓びは自然を動かす強いバネ、
歓びこそ大宇宙の時計仕掛けの車を回すもの
「歓びを歌う」より
いかなる道でも効果が無くなると、最後の手段として剣が与えられてるのです。
最高の財宝だけは、われわれは暴力に対して正当防衛をしてもよいのです。
「ヴィルヘルム・テル」より
神は、もはや人間の力では助けられない時のみ助ける
「ヴェルヘルム・テル」より
神は勇者を叩く
「ヴィルヘルム・テル」より
物質的状態にある人間は、自然の力を甘受しているのみである。
人間は、美的状態において、このような自然の力から免れる。
そして道徳的状態において、かかる自然の力を支配する。
「人間の美的教育について」より
おまえ自身を知ろうとするならば、いかに他人と人々が行動するかを観察せよ。お前が他人の人々を理解しようとするならば、おまえ自身の心を見よ
「書き板」より
人間はひとりひとりを見ると、みんな利口で分別ありげだが、集団をなせば忽ち馬鹿が出て来る
「詩 」より
天才のランプは人生のランプより早く燃える
「断片」より