トマス・ホッブズ 17

1588年4月5日 - 1679年12月4日
イングランドの哲学者である。17世紀の近世哲学にあって、ルネ・デカルトなどともに機械論的世界観の先駆的哲学者の一人であり、バールーフ・デ・スピノザなどとともに唯物論の先駆的思索を行った哲学者の一人である。政治哲学者として側面は広く周知され、人工的国家論の提唱と社会契約説により近代的な政治哲学理論を基礎づけた人物として一般的に知られる...-ウィキペディア

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あらゆる心の悦びとあらゆる満足感は、
人が自己と比較して自己を高く考え得るような者を持つことに基ずく

「市民哲学要綱」より

国民から認められると宗教という名を与えられ、
国民が否認すれば迷信という名を付けられる。

「政治哲学論」より

いかなる犯罪の源泉も、若干の思慮分別の欠如、
理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。

「政治哲学論」より

雄弁家たちは功名心にかられやすい。
なぜならば、雄弁は彼ら自身にも、またほかの人々にも英知に見られるからである。

「政治哲学論」より

閑暇は哲学の母。

「政治哲学論」より

自然は神が世界を支配する技術である。

「断片」より
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人間は自己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、
かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する

「哲学体系ー国家論」より

一般的にいうと、人間の力というものは、
明らかに利益となるような未来を得るための今日の手段である

「リヴァイアサン」より

他人の欠点を笑ってばかりいるのは、臆病の証拠である

「リヴァイアサン」より

    そうかも - 銘無き石碑

至福とは、全ての対象から他の対象へと欲望が絶えず進行することで、
前の対象の取得は対象の過程にすぎない

「リヴァイアサン」より

法のないところに不義はない。

「リヴァイアサン」より
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第6章◆はじめに契約ありき

人間の欲望は無限に膨らむ

小室直樹『痛快!憲法学』(集英社インターナショナル,2001)104p
第6章◆はじめに契約ありき

リヴァイアサンが弱体化すれば、ビヒーモスは現れる

小室直樹『痛快!憲法学』(集英社インターナショナル,2001)105p
第6章◆はじめに契約ありき
自然状態とは

万人の万人に対する戦い
人間は人間に対して狼である

小室直樹『痛快!憲法学』(集英社インターナショナル,2001)105p

考えるとは計算することである。

『物体論』

Force and fraud are in war the two cardinal virtues.
暴力と詐欺は、戦争における二大美徳である。

Hell is Truth Seen Too Late

地獄とは、真実に気づくのがあまりにも遅すぎる事である。