三国志 (横山光輝の漫画) 212

横山光輝による日本の漫画。1971年から1986年まで、潮出版社『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』に連載された。単行本は全60巻(文庫版は全30巻)が潮出版社から発売されている。近年も、カジュアルワイド(全25巻)、愛蔵版(全30巻)などの形でたびたび再版されている。...-ウィキペディア

「蛟竜」
劉備
その他、あらゆる人物が使用する謎の呪文

ふむう

横山光輝『三国志 5 徐州の謀略戦』(潮出版社,1998)360p
「小覇王孫策」
孫策

将がひるんでいて家来がついてくると思うのか

横山光輝『三国志 5 徐州の謀略戦』(潮出版社,1998)395p
「太史慈」

命あれば どこかに身を潜め 再び起ち上がることもできる

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)60p
「太史慈」
孫策

「死は易く生は難し」君はこんな言葉を知らんのか

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)69p
「太史慈」
孫策

蛆の中にいては蚕もまゆを作れず糸も吐けまい

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)71p

    蛆を駆除してほしい - 銘無き石碑
「太史慈」
孫策

もし帰ってこないようなら わしの目違いだ 別に惜しい男とも思わん

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)76p
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「新しい波」
仲翔

殿 あなたも次の時代には用のないお方でございますな

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)110p
「新しい波」
仲翔
小鳥に対して

お前も心ない人に飼われたくないだろう さあ自分の好きな天地を求めよ

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)111p
「呂布の機智」

よいではござらぬか天の声ならばどのように射ようと命中するはず

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)169p
「馬泥棒」
張飛
呂布の軍馬を盗んだことについて

盗んだのではない とり返したのだ

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)185p
「張繍(ちょうしゅう)の謀略」
曹操
典韋(てんい)の死に際して

俺はお前が命をはって守っただけの男になってみせる

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)274p
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「苦い勝利」
曹操
王垢(おうこう)の首を要求する

お前の首ひとつで三十万兵士の不平をしずめようというのだ

横山光輝『三国志 6 南陽の攻防戦』(潮出版社,1998)392p
「謀略戦」
曹操
張繍と劉表のたくらみについて

火事も小火(ぼや)程度なら消しやすい

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)7p
「謀略戦」
曹操
喉の渇きを訴える兵士たちに対して

皆の者もう少しのしんぼうだ この山を越えると梅の林がある

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)10p
「謀略戦」
曹操

さあ
進め

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)54p
「謀略戦」
曹操
張繍軍を

追え 地の果てまでも追い詰めよ

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)68p
「謀略戦」
曹操

そうだ 俺はこの風雲の中から生まれた男だ
前進を忘れてはならない 常に勇気を持って打開するんだ

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)79p
「泰山(たいざん)の戦い」
劉備
曹操との会食の席にて

ありがとうござる

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)159p
「政略縁談」
関羽
許シ(きょし)・王楷(おうかい)の騎馬武者の一隊について

味方でないとすれば敵としか考えられませぬ

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)304p
「呂布の最期」
候成(こうせい)

俺も武士のはしくれだ 痛くて涙するのではない

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)369p
「華麗なる呂布の最期」
藤 水名子

歴史の中に見る正統派ヒーローというやつほど、馬鹿げたものはない。
(中略)
聖人化された主人公が、正義のために戦い、敵を何百人何千人殺傷しようと、
それは正義の行いとして肯定される。
同じ戦いでも、敵役の手にかかれば、
それは即ち、卑劣で非常な殺戮行為と見做されてしまう

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)406p
「華麗なる呂布の最期」
藤 水名子

歴史上の人物を、一般的な善玉悪玉の基準で区分けしようとする物語ほど、
陳腐でつまらぬものはない。

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)407p
「華麗なる呂布の最期」
藤 水名子

そうでなくては――人の裏をかき、相手の隙に乗ずるようでなければ――
到底天下を狙えるだけの力など得られるわけがない。

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)408p
「華麗なる呂布の最期」
藤 水名子

どんなに美しい女でも、その美しさは、決して永遠のものではないのである。
現実的な男なら、当然そのことを知っている。

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)412p
「華麗なる呂布の最期」
藤 水名子

土台正直な男が、骨肉相食む乱世の中で、生き延びてゆけるはずがない。

横山光輝『三国志 7 呂布の末路』(潮出版社,1998)413p