ドラえもん 142

藤子・F・不二雄による日本の児童向けSFギャグ漫画。1969年から小学館の雑誌で連載された。日本では国民的な知名度があり、海外でも東アジアや東南アジアを中心に高い人気を誇る。-ウィキペディア

「作者のことば」
藤子・F・不二雄

なにも、SFといってもガチガチのハードSFである必要はないんで、
チョビッと日常生活から離れた空想が膨らんだ部分があれば、
おもしろいなあと思いましてね。
100%空想の――たとえば、
何百年後の、地球を遥か離れた宇宙の壮大なドラマというようなのは、
ぼくはあんまり興味を持たない方なんです。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)本のソデ

    ミニドラかわいい - さくら
「作者のことば」
藤子・F・不二雄

SFのSは「すこし」、Fは「ふしぎ」=「すこしふしぎな物語」というのが、
ぼくが好きで読むものであり、描くマンガであり‥ということですね。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)本のソデ
「みせかけモテモテバッジで大さわぎ」

さ、子どもらしく明るくわらってわすれろ。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)36p
「そのときどこにいた」

のび太:きょうは日曜、いい天気。こんな日は、なにかいいことがありそうだ。
ドラえもん:おもてで元気に遊んでくるといいよ。
のび太:そうだね。そうしよう。しずちゃんと、ボール遊びでもしよう。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)45p
「作者のことば」
藤子・F・不二雄

ま、のび太は、私自身なんです。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第4巻』(小学館,2005)本のソデ
「作者のことば」
藤子・F・不二雄

ぼくは、「ドラえもん」をまだ描き尽くしたとは思っていない。
徹底的に、あと一滴も絞れないというところまで絞って描いてみたいんです。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第5巻』(小学館,2006)本のソデ
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「ないしょ話‥」

目をとじると、夜ふけの山にいるような気になる‥。心があらわれるようじゃないか。
悪口とか ないしょ話とか、くだらないことはみんなわすれて‥。

藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第5巻』(小学館,2006)26p
バウワンコ百八世の子、クンタック王子

のび太:しかし‥‥‥、犬の王国なんて‥。信じられないなあ。
クンタック王子:おたがいさまです。
ぼくだってこの目でみるまで、人間の世界なんて信じられなかった。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.3 のび太の大魔境』(小学館,1985)116p

みんなが一つの目的にむかって力をあわせる‥。すばらしいことだなあ。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.4 のび太の海底鬼岩城』(小学館,1984)29p
リリル

死んじゃう‥‥‥? ああ、こわれるってこと?

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.7 のび太と鉄人兵団』(小学館,1987)131p
しずちゃん

ときどき りくつにあわないことするのが人間なのよ。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.7 のび太の大魔境』(小学館,1987)148p
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シンドバッド

この谷をぬけだせなかったら‥‥‥‥、宝石などいくらもっていても意味がない。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.11 のび太のドラビアンナイト』(小学館,1991)5p

    マイダス王? - 銘無き石碑

手下A:とどくわけないよ、あんな高いとこ。百回やっても千回やってもきりがない。
アブジル:千回やってもだめなら、一万回やってみろ!!

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.11 のび太のドラビアンナイト』(小学館,1991)152p

昔の人が夢みたように雲の上には国があった。今はからっぽ‥‥‥。
でも‥‥‥、もう一度とりもどそうよ。天国の夢をぼくたちの手で!!

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.12 のび太雲の王国』(小学館,1994)189p

泣くなよ。生まれたり亡んだりして、生物は進化していくんだよ。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.15 のび太の創生日記』(小学館,1995)53p
熊虎鬼五郎

なんだなんだ、あの爆発音は!!

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.17 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』(小学館,1997)141p

この星も地球も、未来はぼくたち しだいなんだよね。

藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.17 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』(小学館,1997)153p
キャプテン・キッド

こういう時 一番危険なのは、全員の気持ちがバラバラになることだ。
あせらずにチャンスをまつんだ!

藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.18 のび太の南海大冒険』(小学館,1998)126p
グースケ

ミルク:どこへ行くの?
この地図になり所さ‥。
ぼくの世界を広げてくるよ!!

藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.21 のび太と翼の勇者たち』(小学館,2001)187p

のび太! ぼくもきみのことちゃんと見てるから!! しっかりがんばれ!
きみだってやればできるんだから!!
朝もちゃんと起きられるし、宿題もできるし、ケンカも負けない、
ママの言うことも聞いて、そんなふうになれるんだ‥‥‥。
のび太:なに言ってんだよ! ドラえもん!!
きっと信じてるよ、のび太‥‥‥。

藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.22 のび太とロボット王国(キングダム)』(小学館,2002)157p

あの少年は、人の幸福を歓び、人の不幸を哀しんでやれる子だ。
人間にとってそれが1番大事なことなんだからね。

映画『ドラえもん のび太の結婚前夜』より。しずかちゃんのパパの名言。

    のび太 - さくら
平成8年『児童心理』インタビュー「私の子ども時代」より

ぼくが描いている子どもは、自分自身の姿でもあるんです。

藤子・F・不二雄『ドラえもんカラー作品集 第3巻』(小学館,2000)158p

未来はわからないからこそ、夢を持って挑戦できると思うんだ。

どんな仕事でも、一流になるには、今からその勉強をしなくちゃ。

ぼくだって、しずちゃん大好きだよ。でも、こんな機械に頼ってきみの心を動かすのは嫌なんだ。