俳句
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それにつけても金の欲しさよ
どんな上の句にくっ付けることができる下の句として宗鑑が考案した下の句。貧乏暮らしをあえて楽しんでいた宗鑑一流のユーモアである。
ドーランの 下に涙の 喜劇人
色紙にサインとともによく綴っていた俳句
ポール牧
1
コメディアン、喜劇俳優、僧侶(1941年8月2日~2005年4月22日)。コント...
金がないから何もできないという人間は、
金があってもなにも出来ない人間である
小林一茶
5
江戸時代を代表する俳諧師の一人。本名・小林弥太郎
分け入っても分け入っても青い山
炎天をいただいて乞い歩く
笠にとんぼをとまらせて歩く
ほろほろ酔うて木の葉ちる
まったく雲がない笠をぬぎ
笠も漏り出したか
うしろすがたのしぐれていくか
雨ふるふるさとはだしで歩く
晩年の著作
落ちついて死ねそうな草もゆる
抜けたら抜けたままの
歯のない口で
だんだん似てくる癖の
父はもうゐない
ともかく昼寝のまくら一つ持つ
いつか死ねる木の実は播いておく
焼かれる虫の匂ひかんばしく
晩年の著作
大佛の冬日は山に移りけり
星野立子
1
日本の俳人。
あなたなる 夜雨の葛の あなたかな
芝不器男
1
日本の俳人。
笹の子の うす紫や 小筆ほど
野村泊月
1
日本の俳人
縄とびの寒暮いたみし馬車通る
佐藤鬼房
1
日本の俳人。
月 雲がにげてゆく雲が追うてゆく
荻原井泉水
1
日本の俳人。
松風に誘はれて鳴く蟬一つ
日野草城
1
日本の俳人。 東京上野出身。
麦嵐 なぎたるあとの 夕餉かな
萩原麦草
1
日本の俳人。
地球ごと風がまはるよ蝶飛来
高屋窓秋
1
昭和-平成時代の俳人。
松島や 光と影の まぶしかり
2007年6月2日 松島にて自作の句を詠んだ。