分け入っても分け入っても青い山炎天をいただいて乞い歩く笠にとんぼをとまらせて歩くほろほろ酔うて木の葉ちるまったく雲がない笠をぬぎ笠も漏り出したかうしろすがたのしぐれていくか雨ふるふるさとはだしで歩く 晩年の著作 種田山頭火 精神医学 (21) 俳句 (14) 種田正一 (2) 晩年 (3) 種田山頭火 2