アンリ・フレデリック・アミエル 33

1821年9月27日 - 1881年5月11日
アンリ・フレデリック・アミエル(Henri Frédéric Amiel 、1821年9月27日-1881年5月11日)はスイスの哲学者、詩人、批評家。30年にわたって書かれ、死後に出版された「アミエルの日記」が有名である。...-ウィキペディア

偽りの立場において、いちばんひどいことは、
それが終焉しないということである

「アミエルの日記」より

    偽りを告白して懺悔すればいいのでは。 - 銘無き石碑

女は誘惑するが、飽満させる。女は刺激するが、鎮静させる。・・・性とは、個体が配偶によって始めて矯正し得る不完全な性である

「アミエルの日記」より

崩落とは何か。肉欲的快楽のエゴイスティックな追求である。したがって、それを構成しているものはエゴイズムである

「アミエルの日記」より

おお秩序を、物質的秩序、理知的秩序、倫理的率所、何という気休め、力、経済であろうか。
自分の行き先、自分の欲するものを知っていることが秩序である。

「アミエルの日記」より

信頼は鏡のガラスのようなものである。
ヒビが入ったらもとどおり一つにはならない。

「アミエルの日記」より

真の結婚は実際は巡礼であって、カトリックのドグマの最も高い意味における煉獄でなければならない

「アミエルの日記」より
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親戚はわれわれの忍耐と我慢の最もひどいものである。

「アミエルの日記」より

恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である

「アミエルの日記」より

他人が難しさを見出すことを容易に行うこと、これが才能である

「アミエルの日記」より

私の疲れた心よ、生きるということはなんと困難なことだろうか

「アミエルの日記」より

    休息が足りてないんじゃないかな? - 銘無き石碑

処世の道では習慣は格言にまさる。
習慣は生きた格言が本能となり、肉となったものである。

「アミエルの日記」より
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神の欲するとおりに欲することが、われわれを安静にする唯一の知恵である。

「アミエルの日記」より

「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。

「アミエルの日記」より

真実は雄弁と美徳の秘訣であり、
倫理的根拠の基礎であり、美術と人生の極致である。

「アミエルの日記」より

誤謬というものは、真理を余計含んでいれば、
それだけ余計に危険である。

「アミエルの日記」より

人間文化よ、支配せよ、これこそおまえの時代である。

「アミエルの日記」より

理想とは、精神が秩序を予見することである。精神は精神であるから、つまり永遠を垣間見ることができるから、理想を持ち得る

「アミエルの日記」より

紳士の間では礼節と対等と慇懃、
それ以下に対しては侮辱・氣別・冷淡・無関心

「アミエルの日記」より

暴君は暴君でも、1番危険なのは、生命がひとつ、胃袋がひとつしかない暴君ではなく、
破壊されることのない、飽くことのない暴君、
自分の欲望、自分の憤怒、にすべてを打ち込む賤民である。

「アミエルの日記」より

人間は真理に対しては氷、虚偽に対しては火である

「アミエルの日記」より

正直にしよう。
このことのうちに雄弁と徳行の秘訣があり、
このことのうちに道徳的な影響力がある。

「アミエルの日記」より

民主制は虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
民主制は君主制と貴族性の正当な嗣子である。

「アミエルの日記」より

健康には自由がある。健康はすべての自由で第一のものである。

「アミエルの日記」より

    なるほど! - 銘無き石碑

病気は、いわゆる人間必滅の心の経験である。
病気は身体に現れた恐怖である。

「アミエルの日記」より

渇きは飲物によって欲望の熱は征服の満足によって癒される

「アミエルの日記」より

    恐怖とか不安とかの一時の感情に流されて、自分を律することができない者はいずれ自滅する。 - 銘無き石碑