名言・語録一覧
私には罪悪感はなかった。達成感もなかった。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)190p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
第二次大戦に従軍したもとドイツ兵の言葉
あのときは大したこととも思わなかったが、いま思い出すと
……私はこの手であの人たちを虐殺したんだ。皆殺しにしたんです。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)165p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
ジョン・キーガン&リチャード・ホームズ「兵士たち」より
兵士は殺され、傷つく危険を冒しているだけでなく、他者を殺し、傷つけてもいるのだ。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)163p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
モラン卿の言葉
成果をあげることは、たちまち士気をよみがえらせる。
……だが、概して時間は兵士の敵である
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)160p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
ヴィクトル・フランクル(ナチ強制収容所の生還者)の言葉
異常な状況に異常な反応を示すのは正常な行動である。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)150p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
老退役兵の言葉
若くて元気なうちは頭から閉め出しておけても、
老年になると記憶は夜ごとの夢に戻ってくる。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)145p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
ウィリアム・ティカムサ・シャーマンの言葉
戦争は地獄だ。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)000p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
アラン・バルビュスの言葉
湿気はライフルだけでなく兵士をも錆びつかせる。ゆっくりと、しかしより深く侵食は進む
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)142p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
ナポレオンの言葉
最も危険な瞬間は勝利の直後である
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)139p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
グレン・グレイ(第二次世界大戦を体験)の言葉
私は恥ずかしい。自分自身の行いが、わが祖国の行いが、
人類全体の行いが恥ずかしい、人間であることが恥ずかしい
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)56p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
マッカーサーの言葉
兵士ほど平和を祈る者はほかにいない。
なぜなら、戦争の傷を最も深く身に受け、その傷跡を耐え忍ばねばならないのは兵士だから
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)35p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
セックスのない社会は一世代で消滅してしまう。
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)24p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
人を殺すのに女性のほうが著しく劣っているという証拠はなにひとつない
著・デーヴ・グロスマン 訳・安原和見 『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫,2004)18p
戦争における「人殺し」の心理学
34
2004年5月10日発行。
バックボーンたる精神を捨てれば、
それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義となるのは必然である。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)218p
近代的な教育制度といっても臆病者を英雄にすることはできない。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)192p
戦雲が地平線に重くたれ込めようとも、
平和の天使の翼がこれらを吹き払ってくれることを信じよう。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)190p
日本人の表皮を剥げばサムライが現れる
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)189p
を持たねばならない - ジャパ侍
アメリカ的あるいはイギリス的様式のキリスト教、つまり創造主の恩恵と純粋よりも、
たぶんにアングロ・サクソンの気まぐれや空想を含んでいるキリスト教は、
武士道という幹に接ぎ木するにはあまりにも貧弱すぎる芽である。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)183p
知性による発見は人類共有の遺産だが、
性格の長所や短所はそれぞれの国民が継承する特有の遺産である。
それは何世紀にもわたって日夜、海水で洗われ、
ようやく表面の粗さがとれた固い岩のようなものである
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)172p
妻は夫のために自分を捨て、夫は主君のために自分を捨てる。
そして主君は天の命に従う奉仕者であった。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)156p
『海舟座談』
人に斬られても、こちらは斬らぬという覚悟だった。
ナニ、蚤(のみ)や虱(しらみ)だと思えばいいのサ。
肩につかまって、チクリチクリと刺しても、ただ痒いだけだ。生命に関わりはしないよ
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)144p
武士道の究極の理想は平和である
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)143p
剣は天国の鍵でもあれば、地獄の鍵でもある
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)140p
切腹をやり遂げるには、極限までの冷静さが必要だった。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)139p
1899年12月時点の発言
自殺願望者は、世界中に恐るべき速さで増加しており、
苦痛もなく手間のかからない自殺の方法がはやるのではないか
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)138p
ポール・ファシル「戦時」より