名言・語録一覧

天翔り空翔りつゝ母上の御魂は君を護り給はぬ

天翔り 空翔りつつ 母上の 御魂は君を 護り給はぬ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
前原喜雄 2

旧日本軍人

神機來ぬ、太刀とり勇む雄心を胸に抱きて花と続かむ

神機来ぬ、 太刀とり勇む 雄心を 胸に抱きて 花と続かん
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
小山耕三 3

旧日本海軍少尉 神風特攻隊 昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年22歳。

一億の誠を負ひて鵬(おほとり)が撃ちて砕かむ敵の大鑑

一億の 誠を負いて 鵬(おおとり)が 撃ちて砕かん 敵の大鑑
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
小山耕三 3

旧日本海軍少尉 神風特攻隊 昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年22歳。

さきがけし花に続かむ御楯我言の葉も無し朝のみ空に

さきがけし 花に続かむ 御楯我 言の葉も無し 朝のみ空に
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
小山耕三 3

旧日本海軍少尉 神風特攻隊 昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年22歳。

海征かば水漬く屍空征かば雲染む屍大君の御楯となりて我は散るなり

海征かば 水漬く屍 空征かば 雲染む屍 大君の 御楯となりて 我は散るなり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
飯島晃史 1

旧日本海軍 特攻隊

天地の神に誓ひて大君の醜の御楯と我は征で行く

天地の 神に誓いて 大君の 醜の御楯と 我は征で行く
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
佐藤忠 1

旧日本海軍 特攻隊員 昭和20年4月14日特攻戦死。享年19歳。

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幾度の戰さを経れど散る時は御國(みくに)を守るわれ御楯なり

幾度の 戦さを経れど 散る時は 御國(みくに)を守る われ御楯なり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
志村雄作 1

旧日本海軍少尉 特攻隊 昭和20年2月21日小笠原方面にて特攻戦死。享年21歳。

別れもせで帰る戎衣(じゅうい)のわが肩にもろ手をかけて笑ます母かも

別れもせで 帰る戎衣(じゅうい)の わが肩に もろ手をかけて 笑ます母かも
戎衣=軍服
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
鷲尾克巳 2

旧陸軍少尉 特攻隊 昭和20年5月11日沖縄嘉手納湾にて特攻戦死。第一高校出身。

つかれたる母がたふときみからだに
われしらずしてけふまで育つ

つかれたる 母がとうとき みからだに われしらずして きょうまで育つ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
青木三郎 1

旧海軍軍人 昭和20年7月13日殉職。享年23歳

さやさやと御濠の水面をかぜ吹きて立つ小波(さざなみ)もゆゝしきと思ひき

さやさやと 御濠の水面を かぜ吹きて 立つ小波(さざなみ)も ゆゆしきと思ひき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

八束穂の垂り補の稲の通ひますわが大君のみいのち思ふも

八束穂の 垂り補の稲の 通ひます わが大君の みいのち思ふも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

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賊の名を見に受くるとも丈夫(ますらを)が恋闕のおもひ消え果つべしや

賊の名を 見に受くるとも 丈夫(ますらお)が 恋闕のおもひ 消え果つべしや
闕=宮城。
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

起ちにける伴の志(こころ)を偲びつゝ寂しき酒と夕べ思ひき

起ちにける 伴の志(こころ)を 偲びつつ 寂しき酒と 夕べ思ひき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

さや――(さや)と村雲祓(はら)ひ今日の日を高天原と仰ぎまつらね

さやさやと 村雲祓い 今日の日を 高天原と 仰ぎまつらね
祓・・・原文では示辺ではなくネ辺。
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

劔太刀腰に取りはき安夫利(あぶり)山吾が踏み來れば雪しとゞなり

剣太刀 腰に取りはき 安夫利(あぶり)山 我が踏み来れば 雪しとどなり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤一三 6

旧日本軍人 昭和20年1月27日戦死。享年22歳。

殉忠の二字より外にあらざらむ君がみたてといでたちしより

殉忠の 二字より外に あらざらむ 君がみたてと いでたちしより
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
斎藤俊明 1

旧陸軍少尉 昭和18年5月29日アッツ島にて玉砕。

汽車ははや甲斐山峡をひたはしる大きわかれのこゝろたへたり

汽車ははや 甲斐山峡を ひたはしる 大きわかれの こころたえたり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
鈴木保次 1

旧陸軍少尉 昭和19年5月27日旧ビルマにて戦死。享年24歳。明治大学出身。

火の玉となりて墜ち行く部下の機を夢にみ覚めて涙あふれぬ

火の玉と なりて墜ち行く 部下の機を 夢にみ覚めて 涙あふれぬ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
横尾一 1

旧海軍中尉 昭和19年10月27日フィリピンにて戦死。享年23歳。

秋(とき)來らば御楯となりて散らむ身はまごころをもて鍛へざらめや

秋(とき)来らば 御楯となりて 散らん身は まごころをもて 鍛えざらめや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
中島正俊 2

旧海軍大尉 昭和19年10月27日フィリピン洋上駆逐艦「不知火」にて作戦上戦死。...

男子(をのこ)やも空しかるべき取り佩(は)ける太刀の光のいかがやかに

男子(おのこ)やも 空しかるべき 取り佩(は)ける 太刀の光の いかがやかに
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
中島正俊 2

旧海軍大尉 昭和19年10月27日フィリピン洋上駆逐艦「不知火」にて作戦上戦死。...

唯一(ただひとつ)葉端書(はしがき)に何はあらねども
我讀み讀みぬ母の手なれば

唯一(ただひとつ) 葉端書(はしがき)に何は あらねども 我読み読みぬ 母の手なれば
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
馬場充貴 3

旧海軍少尉 昭和20年3月21日戦死。享年24歳

一年もなかりしがごと母と二人炬燵に向ひ熱き茶を飲む

一年も なかりしがごと 母と二人 炬燵に向ひ 熱き茶を飲む
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
馬場充貴 3

旧海軍少尉 昭和20年3月21日戦死。享年24歳

食もなく衣寒くも唯一日母子集ひて語らむをのみ

食もなく 衣寒くも 唯一日 母子集ひて 語らむをのみ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
馬場充貴 3

旧海軍少尉 昭和20年3月21日戦死。享年24歳

皇國に春を誘ふ沖繩に雲染む屍と散らん此の時

皇國に 春を誘う 沖縄に 雲染む屍と 散らん此の時
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
平林勇作 1

旧海軍少尉

人知れず奥山に咲く若櫻散りゆく花も山櫻花

人知れず 奥山に咲く 若桜 散りゆく花も 山桜花
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
森本和次 1

旧海軍大尉 昭和19年10月9日殉職。享年23歳。