唯一(ただひとつ)　葉端書(はしがき)に何は　あらねども　我読み読みぬ　母の手なれば
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

一年も　なかりしがごと　母と二人　炬燵に向ひ　熱き茶を飲む
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

食もなく　衣寒くも　唯一日　母子集ひて　語らむをのみ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。