ジョン・スチュアート・ミル 9
1806年5月20日 - 1873年5月8日
イギリスの哲学者である。政治哲学者、経済思想家でもあり、政治哲学においては自由主義・リバタリアニズムのみならず社会民主主義の思潮にも多大な影響を与えた。晩年は自ら社会主義者を名乗っている。倫理学においてはベンサムの唱えた功利主義の擁護者として知られる他、論理学分野においてはバートランド・ラッセルら後続の分析哲学にも強い影響を与え...-ウィキペディア
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幸福を得る唯一の道は、幸福ということを忘れ、
それ以外の目的を人生の目的とするにある
「自叙伝」より
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
「自叙伝」より
いかに押しつぶしても個人的人格は専制である
「自由論」より
存在するすべてのものは独創の結果である。
「自由論」より
習慣という専制王国では、人間進歩の永続的な障害が見られる。
「自由論」より
信仰を持つ人間は、
集団における権力よりも利害で集まっている烏合の九十九住人よりも力強い。
「随筆集」より
肥った豚になるよりは、やせたソクラテスになれ。
「随筆集」より
物事について自分の側しか知らない人は、
そのことについてほとんど知らない。
彼にとって、あることをすることがよりよいから、あるいはそれが彼を幸福にするから、
または他人の意見によれば、そうすることがより賢明であり、
正義にかなっているからといって、あることをすること、
またはしないことを強いるのは正当とされない
『自由論』