終身善を為し、一言則ち之を破る。
「孔子家語」より
兄弟牆き鬩けど外その侮りを禦ぐ
「詩経」より
殷鑑遠からず。
殷の人々にとって手本は遠くに求める必要はない。「詩経」より
鼠を見るに皮あり、人にしてしかも儀無し。
鼠でも皮をつけている。まして人間には礼節が必要だ。「詩経」より
哲夫城を成し、哲婦城を傾く
「詩経」より
問うことを好めば即ち裕
「書経」より
木縄に従えば則ちただし。
曲がった木も墨縄を当てて削ればまっすぐになる。人間もまた、学ぶことによって行為を正しくすることができる。「書経」より
罪疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす。
「書経」より
刑は刑無きに期す。
刑罰は悪人が亡くなって、刑罰が不要になることを目的とするものである。「書経」より
習い性となる。
習慣は第二の天性と同義「書経」より
一人にすべての資質を求めるな。
人間は一人では限界がある。
朋遠方より来たる有り、亦嬉しからずや。
最大の名誉は決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである。
徳は孤ならず、必ず隣あり。
良心に照らして少しもやましいところがなければ、
何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。
徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。
徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。
人の本性はみなほとんど同じである。
違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。
真理を知る人が必ずしも真理を愛する人とは限らない。
真理を愛する人が必ずしも真理を好むとは限らない。
千里の旅も一歩から。
一人に全ての素質を求めるな。
過ぎたるは、なお及ばざるが如し
優れている、正しいことをしているからといって、何事もいき過ぎてしまうかえってよくない結果になってしまうという言葉
第3章◆すべては議会から始まった
觴(さかずき)を濫(うか)べる
觴(さかずき)を濫(うか)べる
蕩々たる揚子江も、その源流は『濫觴』、つまり觴を濫べるほどの細流である
孔子家語より。
小室直樹『痛快!憲法学』(amazon.co.jp) (集英社インターナショナル,2001)48p
小室直樹『痛快!憲法学』(amazon.co.jp) (集英社インターナショナル,2001)48p