アドルフ・ヒトラー
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第8章◆「憲法の敵」は、ここにいる
独裁者はかならず、大衆の歓呼、つまり一時的な熱狂によって担ぎ上げられる。
小室直樹『痛快!憲法学』(集英社インターナショナル,2001)162p
戦時のリーダー
戦時のリーダーには、平時のリーダーよりはずっと、
パフォーマンスの名手であることが要求されるのではないかと思う。
それが偽善であってもかまわない。
常に死と向い合っている状態では、偽は偽でなくなる場合が多い。
塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)33p
ジェノサイドのおそろしさは、一時に大量の人間が殺戮されることにあるのではない。
そのなかに、ひとりひとりの死がないということが、私にはおそろしいのだ。
死においてただ数であるとき、それは絶望そのものである。
人は死において、ひとりひとりその名を呼ばれなければならないものなのだ。
『望郷と海』ちくま学芸文庫、九頁以下
AERA Mook 83『平和学がわかる。』(朝日新聞社,2002)130p
AERA Mook 83『平和学がわかる。』(朝日新聞社,2002)130p
石原吉郎
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1915年(大正4年)11月11日 - 1977年(昭和52年)11月14日) ...