野比のび太
顔の悪いのが、
なんで悪いんだ!!
のび太
「未来の国から はるばると」
セワシ
セワシ
運命は、変えることだってできるんだから。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第1巻』(小学館,1974)17p
泣くなよ。生まれたり亡んだりして、生物は進化していくんだよ。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.15 のび太の創生日記』(小学館,1995)53p
「地下鉄をつくっちゃえ」
野比のび助
野比のび助
泣くなよ、パパのためにやってくれたんだもの、うれしいよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第2巻』(小学館,1974)137p
「世界沈没」
気にするな。ノアがはこ船をつくったときもわらわれたんだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)103p
「ぼくを、ぼくの先生に」
未来は、これからかえることができるんだ。あんなにならないように
がんばれ!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第3巻』(小学館,1974)155p
「のび太の結婚前夜」
源義雄(しずかの父)
源義雄(しずかの父)
最初のおくり物はきみ(静香)がうまれてきてくれたことだ。
午前三時ごろだったよ。きみの産声が天使のラッパみたいにきこえた。
あんなに楽しい音楽はきいたことがない。
病院をでたとき、かすかに東の空が白んではいたが、頭の上はまだ一面の星空だった。
この広い宇宙の片すみに、ぼくの血をうけついだ生命がいま、うまれたんだ。
そう思うとむやみに感動しちゃって。涙がとまらなかったよ。
それからの毎日、楽しかった日、
みちたりた日びの思い出こそ、きみからの最高のおくり物だったんだよ。
少しぐらいさびしくても、思い出があたためてくれるさ。
そんなこと気にかけなくていいんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第25巻』(小学館,1982)187p
昔の人が夢みたように雲の上には国があった。今はからっぽ‥‥‥。
でも‥‥‥、もう一度とりもどそうよ。天国の夢をぼくたちの手で!!
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.12 のび太雲の王国』(小学館,1994)189p
「のび太もたまには考える」
悩んでる‥? いや、悩んでなんかいないね、たんに甘ったれてるだけだ。
いっぺんでいいから本気で悩んでみろ!!
自分というものをしっかりみつめろ。悩んで悩んで悩んで悩みぬくのだ。
そうすれば‥、そこに新しい道がひらけるだろう。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第34巻』(小学館,1985)136p
嬉しくない。これからまた、ずうっとドラえもんと一緒に暮らさない
「ふきかえ糸電話」
先生:どうしてそんなに0点ばかりとるんだ。
先生がくれるから‥。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第37巻』(小学館,1986)126p
「恐怖のたたりチンキ」
のび太のママ
のび太のママ
先生からお電話があったのよ!! もっとお勉強させなさいって!
マンガなんかよむひまがあったら‥。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第40巻』(小学館,1989)39p
僕一人の力できみに勝たないと・・・ ドラえもんが安心して帰れないんだ!!
「世界沈没」
ドラえもん:しかられたぐらいで、やめられますか。
のび太:場合が場合だ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)104p
「友情カプセル」
ドラえもん:しかし、機械で友だちをつくるなんて、かわいそうだね。
のび太:そんなことしなくても、ぼくにはドラえもんがいる。
ドラえもん:ぼくにはのび太くんがいる。
のび太:しあわせだなあ。
ドラえもん:ぼくだって。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)91p
「主役はめこみ機」
わき役でも(いい)なんて気が小さいな。なるなら主役にと思わなきゃ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第17巻』(小学館,1979)91p
「人間製造機」
ものを作るということは、自分ではじめからくふうしてこそ、ねうちがあるんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)47p
「未来の国から はるばると」
ぼくのすることにまちがいはないの。君は安心してぼくにまかせていればいいの。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第1巻』(小学館,1974)19p
「あの日あの時あのダルマ」
のび太のおばあちゃん
のび太のおばあちゃん
ぼく、ひとりでおきるよ。これからも、何度も何度もころぶだろうけど‥‥‥。
かならず、おきるから安心しててね、おばあちゃん。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第18巻』(小学館,1979)131p
「テストにアンキパン」
ふだん、勉強しないのがいけないんだっ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第2巻』(小学館,1974)19p
「名刀〔電光丸〕」
宮本武蔵について
宮本武蔵について
のび太:武蔵もはじめは弱かったんだね。
ドラえもん:自信つくってことはたいしたものだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第11巻』(小学館,1976)72p
「おばあちゃんのおもいで」
のび太のおばあちゃん
のび太のおばあちゃん
のび太:信じられないかもしれないけど。ぼく、のび太です。
やっぱりそうかい。さっきから、なんとなくそんな気がしてましたよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)191p
「ジャイアン殺人事件」
のび太:ジャイアン本人はどうしてあのすさまじい歌にケロッとしていられるんだろ。
ドラえもん:あたりまえだろ、フグが自分の毒で死ぬか!?
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第39巻』(小学館,1988)139p
「未来の国から はるばると」
セワシ
セワシ
のび太:ぼくの運命が変わったら、きみは生まれてこないことになるぜ。
心配はいらない。ほかでつりあいとるから。
歴史の流れが変わっても、けっきょくぼくは生まれてくるよ。
たとえば、きみが大阪へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。
だけど、どれを選んでも、方角さえ正しければ大阪へ着けるんだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第1巻』(小学館,1974)18p
「ボーナス1024倍」
ドラえもん、のび太
ドラえもん、のび太
のび太:ねえ、ドラえもん。ボーナスをふやす機械はないかしら。
ドラえもん:そんなのがあれば、苦労しないよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第3巻』(小学館,1974)79p