マーク・トウェイン 45

1835年11月30日 - 1910年4月21日
アメリカ合衆国の作家、小説家。ミズーリ州出身。『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られ、数多くの小説やエッセーを発表、世界中で講演活動を行うなど、当時最も人気のある著名人であった。 ウィリアム・フォークナーは...-ウィキペディア

人間の一生は、投機に手を出してはいけないときが二度ある。それができる余裕のないときと、それができるときとが、すなわちそれだ

「間抜けウィルソン」より

人の生涯で必要なすべては無知と信頼であり、そうすれば成功は保証される

「1887年」より

立腹したら四つ数えよ。怒り狂ったら誓え

「間抜けなウィルソンのカレンダー」より

真の謙遜は、偽の謙遜が生まれると同時に消滅する

「断片」より

ユーモアが隠れた源泉は歓びにあるのではなく、悲しみにある。
天国にはユーモアはない。

「赤道を巡って」より

真実はわれわれが持ついちばん価値のあるものだ。
それを経済的に使おう。

「ウィルソン」より
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人間だけが赤面できる動物である。
あすいは、そうする必要のある動物である

「間抜けウィルソン」より

誘惑に対する防御法はいろいろあるが、最も確実な手段は臆病になることだ

「断片」より

人がいちばん鼻をかむのは、教会を除いたら葬式のときだ

「ハックルベリ・フィン」より

私は文明という言葉が大嫌いだ。
というのは、それは虚位を意味するからである。

「自叙伝」より

われわれがすべて同じように考えるべきだ、というのはよくない。
競馬が成立するのは意見の違いがあるからだ。

「語録」より
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花野菜は大学教育を受けたキャベツである。

「断片」より

死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きよう

人間はどこか臆病なところがあるからこそ、
「大胆」というのが褒め言葉になるのだ。

あなたの志を馬鹿にする者とは付き合わないようにしなさい。
そういう者はいつの世も小人物だから。
真に偉大な人物は、あなたも偉大になれると思わせてくれる。

毎年毎年、数千人の天才が、
他人にも自分にも発見されることなく死んでゆく。


    誰もが、何れかの分野の麒麟児なのだ。だから、幼い段階で様々な物事に触れ『君はすごいね』と言ってくれる誰かに出会うことが、重要なんじゃない? - 銘無き石碑

相手に気に入られる最上の方法は、
あなたが聞いたとおりに、相手が語ったことを再び語ることだ。

人の待望を鼻であしらう人間とは付き合わぬことだ。
それが小人の常だから。しかし真の大人物に会うと、
すばらしいことに、こちらも大人物になれそうな気持ちにしてくれる。

十人が十人とも同じ考え方をするのは最上の策ではない。

人間の頭の中を絶え間なく吹き荒れている
思考の嵐の集合から、人生は成り立っているのだ。

常に正しいことをやれ。人が喜ぼうが、あっと言おうがかまわない。

習慣は習慣だ。だがそれは人が窓から放り投げるものではなく、
根気よく一度に一段ずつ階段を降りさせるようなものである。

大統領になるよりも、
一年間だけでいいから、シャーウッドの森で山賊をやりたい。


    天才 - 銘無き石碑

真実が靴を履こうとしている時、嘘は既に世界の半分に広まっている。

A lie can make it half way around the world before the truth has time to put its boots on.
「第二部 ローマで考える」
ローマを訪れて描いた文の一部

――今朝はすこぶる気分がよい。
なぜなら昨日、ミケランジェロはすでに死んだ人であると知ったからだ――

塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』(新潮文庫,2008)179p