アレクサンドル・デュマ・ペール 23

1802年7月24日 - 1870年12月5日
フランスの小説家。『椿姫』を著した同名の息子と区別するために、「父」を意味する père を付して大デュマ(Dumas, père)とも呼ばれる。...-ウィキペディア

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名外科医は腕によって手術する。ハートによってではない。

「語録」より

小さな男の子の裡に大人の気配を感じることは滅多にない。だが、小さな女の子には女の兆しをつねに感じ取ることができる

「語録」より

個人は集団のため、集団は個人のために

「三銃士」より

私の父は混血児だった。父の親父は黒人だった。そして、その祖先は猿だった

「「お前の父は誰か」という問いに答えて」より

女とは驚くべき存在だ。
何も考えていないか、ぜんぜん別の事を考えているか、
そのどちらかだ。


    最高です!その通り。 - 銘無き石碑


    当たっているとおもいます
    - 銘無き石碑

Attendre et espérer!
待て、而して希望せよ!

エドモン・ダンテス『モンテ・クリスト伯』
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Tous pour un, un pour tous.
一人は皆のために、皆は一人のために。
(『三銃士』)

Athos, Porthos,au revoir.Aramis, a jamais, adieu!
「アトスよ、ポルトスよ、また会おう。アラミスよ、永久にさらば!」
ダルタニアンの最期の言葉(『ブラジュロンヌ子爵』より)

Mort, messe ou Bastille!
死か、ミサか、バスティーユか!

シャルル9世(『王妃マルゴ』)

    君って刺激が少ないんだよなあ。 - 銘無き石碑

国王は軍人を疎んじ、
これを追放し、
死刑にすることもできましょう。
しかし、いかに偉い国王でも、
剣を足蹴にして軍人を侮辱する権利はありません…。
よろしいですか、陛下、
この汚された剣は、もう私の心臓か、
陛下の心臓におさまるより他はありますまい。
わたくしはわたくしの心臓を選びます。
陛下はそれを、神とわたくしの忍耐に感謝されるがよろしかろう!

『ブラジュロンヌ子爵』から
ルイ14世を諫める場面でのダルタニアンの言葉。
引用は鈴木力衛訳『ダルタニャン物語』10「鉄仮面」
(講談社文庫版261頁)

Philosophy cannot be taught; it is the application of the sciences to truth.
哲学は教えることなどできぬ。それは真実に至る学術の応用であるからだ。

(『モンテ・クリスト伯』のファリア神父の台詞)
まさに永遠の真理と言えましょう。
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Happiness is like those palaces in fairytales
whose gates are guarded by dragons:
We must fight in order to conquer it.
幸福というものは、龍たちに門を守られたおとぎ話の宮殿のようなものだ。
われわれはそれを征服するために戦わねばならぬ。

幸福は自らの手で勝ち取るもの。

One's work may be finished someday, but one's education never.
一人の仕事は数日で終わるが、一人の教育は終わることはない。

人は生ある限り学び続けるもの。

Sometimes salvation is found in agony.
時として救いは苦しみの中に見出せるものである。

All human wisdom is contained in these two wordsー"Wait and Hope.”

人間のすべての叡智は「待て、望みを捨てるな」という言葉に尽きる。

『モンテ・クリスト伯』「待て、而して希望せよ!」(山内義雄訳・岩波文庫)で知られる有名な言葉。
Good fortune is the best of all mistresses.

幸運はすべての愛人たちのうちで最高のものだ。

『三銃士』
We must have felt what it is to die, Morrel, that we may appreciate the enjoyments of life.

生きることの喜びをかみしめるために、われわれは死というものを実感せねばならない。

『モンテ・クリスト伯』のエドモン・ダンテスの言葉。
True, I have raped history, but it has produced some beautiful offspring.

事実、私は歴史をねじ伏せなければならなかったが、そのおかげで幾人かのすばらしい子どもを儲けたのだ。

作家の務めは「歴史」を「ありのまま」に書くことではない。教科書的で無味乾燥な「歴史」を、力づくでおのれの理想と美意識に従わせ、「史実」の奥に潜む「真実」を見出すことなのだ。
Never fear quarrels, but seek hazardous adventures.

争いごとを怖れてはならん、むしろ危険な冒険を求めよ。

(『三銃士』より)
For all evils there are two remedies – time and silence.

あらゆる不幸には二つの処方箋がある。それは時と沈黙だ。

Great is truth. Fire cannot burn it nor water drown it.

偉大なのは真実だ。火で焼くことも、水に沈めることもできない。

God is full of mercy for everyone, as He has been towards you. He is a father before He is a judge.

神は万人への慈愛に満ち、ずっとあなたのそばに居られる。神は裁きの主である以前に、慈父であられるのだ。

愛こそ宗教の本質でなければならない。
In business, sir, one has no friends, only correspondents.

ビジネスに友人などおりません。取引相手がいるだけです。

『モンテ・クリスト伯』より