為政第二

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第4章 人と人を結びつける「信」と「義」
原文:子曰、非其鬼而祭之、諂也、見義不為、無勇也
現代語訳:孔子がおっしゃった。
「自分が祭るべき先祖でもないのに、それを祭るのは単なるへつらいにすぎない。当然行うべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからだ」

子曰わく、其の鬼に非ずしてこれを祭るは、諂いなり。義を見て為ざるは勇なきなり。

為政第二-24
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)P92
第2章 偉大なる人間―孔子の素顔
原文:子曰、吾十有五而志乎学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不踰矩

子曰く、吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑ず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

為政第二-4
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)P45
コラム 日本語の中の『論語』
原文:義を見てせざるは勇なきなり
現代語訳:人の道として当然行うべきことと知りながら、実行しないのは勇気がないということだ

義を見てせざるは勇なきなり

為政第二-24
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)198p
コラム 日本語の中の『論語』
古いことを調べ研究し、そこから新しい知識や考えを得る
原文:子曰く、故きを温めて新しきを知る、以(もっ)て師と為るべし
古いことも新しいこともよく知って、はじめて人の師になれる

温故知新

為政第二-11
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)198p