マキァヴェリ
ニコロ・マキアヴェッリは、眼をあけて生まれてきた。
ソクラテスのように、ヴォルテールのように、ガリレオのようにカントのように……
なんたる馬鹿者よ。子供ぐらい、これであといくらだって産めるのを知らないのか!
人は死んでも、その人の考えたことと、それを実行に移したやり方は残る
女にとっては、まず息子が一番なのだ。
女というものは、自分の身体のあらゆる神経に男の欲望を感じとっなら、
もうそれに抵抗できるものじゃないのだよ。
異例には、人は常に警戒心をいだくものだ。
わたしは改めてくりかえす。都市(国家)は、軍事力なしには存続不可能なことを。
それどころか、最後を迎えざるをえないことを。
彼(マキアヴェッリ)にとっての女は、女であったのである。
パンが、パンであるのに似て。
君主(指導者)たらんとする者は、種々の良き性質をすべてもち合わせる必要はない。
しかし、もち合わせていると、人々に思わせることは必要である。
いや、はっきり言うと、実際に持ち合わせていては有害なので、
もち合わせていると思わせるほうが有益なのである。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
人間というものは愚劣でエゴイストが多いのが現実だから、
あなたもまた、自分にとって最も良かれと思う方法で行動するしかない。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
人々の頭脳をあやつることを熟知していた君主のほうが、
人間を信じた君主よりも、結果から見れば越えた事業を成功させている。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
罠を見ぬくには狐でなくてはならず、狼を追い散らすには、ライオンでなければならない
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
人間というものは単純な動物だから、眼に見えることに引きずられやすいのだ。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
悪しき行為は一気にやってしまわねばならないのだ。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
人を率いていくほどの者ならば、常に考慮しておくべきことの一つは、
人の恨みは悪行からだけでなく善行からも生れるということである。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
結果さえよければ、手段は常に正当化される
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
中立でいると、勝者にとっては敵になるだけでなく、
敗者にとっても、助けてくれなかったということで敵視されるのがオチなのだ。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
個人でも国家でも同じだが、相手を絶望と怒りに駆りたてるほど痛めつけてはならない
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
軍隊の指揮官でさえ、話す能力に長じた者が、良い指揮官になれる。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
指導者をもたない群集は、無価値も同然の存在である。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
兵糧の手配が不十分な軍隊は、敵と武器を交える前に、すでに負けている。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
武装していない金持は、貧しい兵士への褒賞である。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
指揮権が複数の人間に分散しているほど、有害なことはない。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
無理じいされて結んだ協約を破棄するのは、恥ずべき行為ではまったくない。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
場合によっては、人を屈服させるのに、非常で暴力的な行為よりも
温情に満ちた人間的なあつかいのほうが、有効であることがある。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア