人物一覧

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新しく起こるものの力には
燃え上がる火に似た勢いがあります。

アニメ『ベルサイユのばら』
第25話 かた恋のメヌエット
フェルゼンの台詞。
時代の変動から目を背けてはならない。

きのうグラヴィリエ街で子どもが死んだ
パンが買えずに子どもが死んだ
おとといタンプルでは女が死んだ
子どもに乳をやろうと
働き過ぎて女が死んだ
死ね!
太った豚はみんな死ね!!

アニメ『ベルサイユのばら』
第25話 かた恋のメヌエット 
吟遊詩人の歌。哀しいシャンソン風のメロディが、民衆の怒りを切実に表現しています。虐げられた者たちの叫び。それはまさに「神の声」と言ってよいでしょう。

人はこの世に二つの光を見る。
一つは日の光、星の光。
目さえありゃ見える光さ。
そしてもう一つは人の心と希望の光。
こいつは目があるだけじゃ見えはしねえ。
でも、必要なのはこいつの方さ。こいつさえありゃ生きていける。
とことん落ちても生きていける…
心だよ、兄さん…愛し合うのは心と心だ。
目なんてやつは、飾りみてえなもんさね。

アニメ『ベルサイユのばら』
第29話「歩き始めた人形」
アニメ版のオリキャラである吟遊詩人は、物語に原作以上の深みを与えています。彼の言葉には、富める者たちが目を背けてきた「真実」があります。
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