アウグスティヌス 20
354年11月13日 - 430年8月28日
古代キリスト教の神学者、哲学者、説教者。ラテン教父とよばれる一群の神学者たちの一人。キリスト教がローマ帝国によって公認され国教とされた時期を中心に活躍し、正統信仰の確立に貢献した教父であり、古代キリスト教世界のラテン語圏において多大な影響力をもつ理論家。カトリック教会...-ウィキペディア
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植物は人間から見られる事を求め、見られる事が救済なり。
「断片」より
良心と名声は二つの事柄なり。
良心は汝自身に帰すべきものにして、名声は汝の隣人に帰すべきものなり。
「告白録」より
世界は一冊の本にして、旅せざる人々は本を一頁しか読まざるなり。
「断片」より
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、
それに先立つ悲しみもまた大なり
「断片」より
二つの国をつくりしは二つの愛なり。地の国をつくりしは、神をさげすむほど己自身を愛する愛であり、
天の国をつくりしは、己自身をさげすむほどすでに神を愛する愛なり
「神国論」より
汝の今日は永遠なり
「告白録」より
異教徒の徳は輝かしい罪悪なり。
「神の国」より
認識は信仰の報酬なり。
ゆえに信ぜんがために認識せんとするにあらず、認識せんがために信じよ
「ヨハネ伝福音書講」より
神は、人間をその本質が天使と獣類との中間に存するものとしてつくり給うた
「神の国」より
信仰も神の賜物なり。平和と愛とが与えられるものから信仰もまた起こるなり
「堅忍の賜物」より
皮肉屋とは、犬の哲学者なり。
「断片」より
外に出るなかれ、汝自身に立ち還れ、内になる人にこそ真理は宿るなり。
「真の宗教」より
嫉妬せざる者には恋愛はし得ず
「断片」より
細粒の砂がいかなるかを知るか。それを船に積まば船は沈む
「告白録」より
神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られたるものなり
「神の国」より