名言・語録一覧
両軍の力が拮抗する時はより悲観的な者が勝つ
第六十九章より
大河や大海が幾百もの河川の王者であり得るのは、十分に低い位置にあるからだ。
第六十六章より
政治が大まかであれば、人民は純朴でいられる。
政治が厳しく細かいなら、人民はずる賢くならざるをえない。
第五十八章より
世の中に禁令が多くなればなるほど、人民の心は離れていく。
第五十七章より
大きな道はとても平坦なのに、人民は近道を行きたがる
第五十三章より
欲望の穴を開き、欲望の営みを行っていけば、一生、癒されることはない。
第五十二章より
学を修める者は日々、知識や欲望が増えていくが
道を修める者は日々、それらを減らしていく
第四十八章
遠くに行けば行くほど、道のことはわからなくなる。
第四十七章より
満足を知らないことより大きな災禍はない
第四十六章より
最も柔らかいものが、最も硬いものを突き動かす。
形のないものが、すき間のないところに入っていく。
第四十三章
高い徳を身につけた人は徳を意識していない。そういうわけで徳がある。
低い徳を身につけた人は徳を失うまいとする。そういうわけで徳がない。
第三十八章より
うまく武力を用いる者は事を成し遂げるだけだ。
強さを見せつけるようなことはしない。
第三十章より
天下を治めようとして小細工を弄してもうまくいかない。
天下は神器なり。ことさらな事をして何とかできるものではない。
第二十九章より
自らを正しいとする者は是非を明らかにできない。
第二十四章より
誰が風を吹かせ雨を降らせているのであろうか。
天地である。
天地ですら永く続けることはできない。人間ならば尚更だ。
第二十三章より
少なければこそ得られ、多ければこそ迷う。
第二十二章より
人々が怖れることは、怖れないわけにはいかないだろう
第二十章より
大いなる道が廃れて、仁義が生まれた。
知恵が回るようになり、偽りが生まれた。
家族が不和になり、孝行が生まれた。
国が乱れて、忠臣が生まれた。
第十八章
最高の王は名を知られるのみである。
その次の王は皆に好かれ、褒め称えられる。
その次の王は畏れられる。
その次の王は侮られる。
第十七章より
満ち足りた状態を保ち続けようとするのはやめておいた方がよい。
第九章より
最上の善なる在り方は水のようなものだ。
水は、あらゆる物に恵みを与えながら、争うことがなく
誰もがみないやだと思う低いところに落ち着く。
第八章より
聖人は万物の活動を成就させても、その功績に安住しない。
安住しないから、功績が失われることもない。
第二章
これが道だと言えるような道は
恒常の道ではない
第一章より
俺が魚のように泳ぐため、あいつが水をつくってくれる。
いい関係だと思う
「嫌いな奴は、こっ殺しちゃったっていいんだ。」
気弱な奴が権力を手にした。