名言・語録一覧

ますらをの生命(いのち)尊み大君に
唯に捧げて行くべくありけり

ますらをの 生命(いのち)尊み 大君に 唯に捧げて 行くべくありけり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
湯原茂 5

旧日本軍兵士 昭和20年5月21日戦死。享年24歳。

山里のさゝら流れのその音の
すがすがしもよ君の歌誦む

山里の ささら流れの その音の すがすがしもよ 君の歌誦む
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
湯原茂 5

旧日本軍兵士 昭和20年5月21日戦死。享年24歳。

あと三時間のわが命なり只一人歌を作りて心を静む

あと三時間の わが命なり 只一人歌を 作りて心を静む
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

ソロモンの大空に果てし兄追ひて我も散らんぞ南の空に

ソロモンの 大空に果てし 兄追ひて 我も散らんぞ 南の空に
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
石田三郎 1

神風特攻隊 昭和20年4月16日沖縄周辺にて特攻戦死。享年21歳。

靖國の庭に競へる若櫻
我も後(おく)れじ散りて開かん

靖國の 庭に競える 若桜 我も後(おく)れじ 散りて開かん
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
井辰勉 2

神風特攻隊 昭和20年4月12日沖縄周辺にて特攻戦死。享年18歳。

日の本に見事咲きし櫻花
嵐の庭に雨の如散る

日の本に 見事咲きし 桜花 嵐の庭に 雨の如散る
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
井辰勉 2

神風特攻隊 昭和20年4月12日沖縄周辺にて特攻戦死。享年18歳。

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短かかりし君が一生しのびつゝさみしき雨の夜を過ごしけり

短かかりし 君が一生 しのびつつ さみしき雨の 夜を過ごしけり 
親友の死に詠む
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
久家稔 1

旧日本海軍少尉 回天特攻隊 昭和20年6月28日回天にて出撃、マリアナにて特攻戦...

故郷のやさしき母を偲びつゝ空の御楯と吾は征きなむ

故郷の やさしき母を 偲びつつ 空の御楯と 我は征きなむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
巽清造 4

旧陸軍大尉 特攻隊 昭和20年6月11日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

ひとすぢに御國を憶ふ誠心は
雲染む屍と散らむ吾が身は

ひとすじに 御國を憶う 誠心は 雲染む屍と 散らん我が身は
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
巽清造 4

旧陸軍大尉 特攻隊 昭和20年6月11日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

まつしぐら敵の空母に体当たり
ちりてほまれの櫻花かな

まっしぐら 敵の空母に 体当たり ちりてほまれの 桜花かな
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
巽清造 4

旧陸軍大尉 特攻隊 昭和20年6月11日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

雲湧きて流るゝはての青空のその青の上わが死に所

雲湧きて 流るるはての 青空の その青の上 わが死に所
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

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大いなる地球の道を覆ふ雲その上遙か我は征くなり

大いなる 地球の道を 覆ふ雲 その上遙か 我は征くなり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

ゆきゆきて南の國にありし身も再びは越ゆ赤道の上

ゆきゆきて 南の國に ありし身も 再びは越ゆ 赤道の上
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

特攻を持ちつゝ日々の雨なれば生きる事にも飽きたる心地

特攻を 持ちつつ日々の 雨なれば 生きる事にも 飽きたる心地
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

我が命十日の雨に長びけば暮らしにあきて晝寝などする

我が命 十日の雨に 長びけば 暮らしにあきて 昼寝などする
晝寝=昼寝
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

我が命今日にせまりし朝の眼覚め日はうらうらと既に照りたり

我が命 今日にせまりし 朝の眼覚め 日はうらうらと 既に照りたり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

下着より全てを換ゆれば新しき我が命も生れ出づるか

下着より 全てを換ゆれば 新しき 我が命も 生れ出づるか
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

ふるさとの母の便りに強き事云ひてはをれど老いし母はも

ふるさとの 母の便りに 強き事 云ひてはおれど 老いし母はも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

人はつひに死ぬものなれば二十四の我が命のありがたきかな

人はついに 死ぬものなれば 二十四の 我が命の ありがたきかな
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
古川正崇 10

旧海軍中尉 神風特攻隊 昭和20年5月29日沖縄にて特攻戦死。享年24歳。

天忠の大き男(を)の子の裔(すゑ)我と仕へまつらむ萬代(よろづよ)までに

天忠の 大き男(お)の子の 裔(すえ)我と 仕へまつらむ 万代(よろずよ)までに
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。

山の辺の紅葉靜かに散らふなべ汝(な)が悲しみは極まりにけむ

山の辺の 紅葉静かに 散らふなべ 汝(な)が悲しみは 極まりにけむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。

苦しびを独り耐へつつゆゆしくも腹切りにけむ思へば悲しも

苦しみを 独り耐へつつ ゆゆしくも 腹切りにけむ 思えば悲しも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。

美(うま)し穂ゆいはい醸せるそらにみつ
大和の酒は酌めど飽かぬかも

美(うま)し穂ゆ いわい醸せる そらにみつ 大和の酒は 酌めど飽かぬかも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。

ひむがしの方に向かひてはるけくも草莽の思ひ嘆きするかも

ひむがしの 方に向かいて はるけくも 草莽の思い 嘆きするかも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。

いにしへゆ大君の辺に生き死にし御親思へば涙流る

いにしえゆ 大君の辺に 生き死にし 御親思えば 涙流る
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
深瀬文一 8

旧日本軍学徒出陣 昭和19年8月19日戦死。享年24歳。