0 コメント数 シェア 「第15章 ひげの種々相について」 ほんとうの女は、化粧する時、親が与えてくれた造作だけでは、自分の内部を表現するのに不十分と思い、そのただ不十分なところを、化粧によっておぎなう気持ちで鏡に向かうのである。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)122p 4 タグ
0 コメント数 シェア 「第17章 殺し文句についての考察」 「殺し文句」とは、剣を使わずに相手を殺す方法であり、平和的な殺人手段である。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)132p 4 タグ
0 コメント数 シェア 「第17章 殺し文句についての考察」 結婚していることの唯一の利点は、結婚というものをあらためてしなくてすむという点である 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)134p 4 タグ
0 コメント数 シェア 「第17章 殺し文句についての考察」 人間というものは、男とか女とかにかぎらず、二人でいれば、なにかを話さねばすまない動物である。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)135p 3 タグ
0 コメント数 シェア 「第17章 殺し文句についての考察」類似名言 ユリウス・カエサル 人間なら(sekihi.net) 人間は、客観的に真実であることと、主観的に真実であること、つまり自分自身が真実であると思いたがっていることを、常に明確に分離して話すことができない動物だからである。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)135p 2 タグ
0 コメント数 シェア 「第17章 殺し文句についての考察」 願望とは、それを口にした瞬間は、口にした者にとっては、これ以上とない真実なのだ 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)136p 3 タグ
1 コメント数 シェア 「第18章 女の性について」 日本という国は、知的な面で有名な女を、コワイなんて子供じみた表現で敬遠することしか知らない、自信のない男の多い国である。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)136p 7 タグ 学者や医師といった専門職、また、管理職以上の割合からも女性が少ない一因だと思う。きっと男性は男尊女卑によって培われた男性市場社会が壊れることを恐れている。 - 暇人大学生 2020-02-09 06:49:29 UTC
0 コメント数 シェア 「第19章 オール若者に告ぐ」 「若者」たるもの、「オトナ」が自分たちをわかり理解してくれるなどということを絶対に期待してはいけない。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)147p 9 タグ
0 コメント数 シェア 「第19章 オール若者に告ぐ」 若者に必要なのは、ほんとうの「オトナ」と、反対に理解の顔をしたがるつまらないオトナを、判別する能力である。「若者」の味方ぶるオトナは、断固無視が、彼らにふさわしい唯一の評価なのだから。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)148p 4 タグ
0 コメント数 シェア 「第19章 オール若者に告ぐ」 若者たちよ、男女を問わず、真の意味でラディカルになってほしいのです。われわれ「オトナ」も、強力な敵を、心底では待ち望んでいるのだから。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)152p 6 タグ
1 コメント数 シェア 「第21章 男の色気について(その二)」 男の色気は、うなじにある。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)159p 7 タグ それは女だろ - ピグレット 2012-06-25 22:07:03 UTC
0 コメント数 シェア 「第21章 男の色気について(その二)」 顔だちは美男だが、動きを知らない男は、所詮、われわれ女の血を騒がせることはできないのである。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)164p 3 タグ
0 コメント数 シェア 「第22章 男の色気について(その三)」 一度、夫でも恋人でもボーイ・フレンドでも、愛する人が病気になってくれないかなと願ったことのない女は、女ではない。(中略)なぜ病気になってくれないかなと思うのは、病気にかかって寝床から起きあがれない状態になってはじめて、女は男を独占することができるからです。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)167p 7 タグ
0 コメント数 シェア 「第22章 男の色気について(その三)」関連名言 塩野七生 一度、夫でも‥(sekihi.net) 寝床に横たわる男は、以外にも色気を漂わせるものです。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)167p 4 タグ
0 コメント数 シェア 「第23章 マザコン礼讃」 もしも息子の できが大変に良かったら、タネは、神とか精霊とか言ってしましていればよいので、そのタネを育てるのは、絶対に母親の権利である。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)180p 5 タグ
0 コメント数 シェア 「第28章 インテリ男はなぜセクシーでないか」 灰色だろうがクロだろうが、権力者を利用するのならばかまわない。だが、利用されて自己満足しているのは、ただ単に、見苦しい振舞いにすぎないのである。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)218p 3 タグ
1 コメント数 シェア 「第28章 インテリ男はなぜセクシーでないか」 わたしたち女は、男を尊敬したくてウズウズしているのである。男たちよ、その期待を裏切らないでください。 塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)218p 4 タグ 最も、期待されてない生き物 - わたしたち女 2012-12-05 06:02:01 UTC