0 コメント数 シェア 人間というものはなかなかやっかいな存在で、親近感と敬意は、彼らの心中では両立しがたい存在である 塩野七生 『ローマ人の物語20 悪名高き皇帝たち [四]』(新潮文庫,2005)178p 2 タグ
0 コメント数 シェア 文章を武器とする人の「戦略」は戦略とは言わず、「構成」と称するだけがちがいだ。 塩野七生 『ローマ人の物語20 悪名高き皇帝たち [四]』(新潮文庫,2005)188p 2 タグ
0 コメント数 シェア トップはバカでもチョンでも、「血」の継続ということで連続性だけは保証されるが、それを各人なものにするのは、高度な政治上の技能の持主の役割とされる。 塩野七生 『ローマ人の物語20 悪名高き皇帝たち [四]』(新潮文庫,2005)220p 3 タグ
1 コメント数 シェア 人間には、自らが生きた時代の危機を、他のどの時代の危機よりも厳しいと感じてしまう性向がある。 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)19p 3 タグ 「激動の現代」ってそういえば気が付けばずっと言われてるね。 - 銘無き石碑 2011-08-11 00:28:20 UTC
1 コメント数 シェア 平凡な資質の持主は、本能的に、自分よりも優れた資質の持主を避ける。 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)60p 2 タグ 非凡な資質の持主は平凡な資質の持主にすぐ飽きる。 - 銘無き石碑 2019-03-03 14:38:27 UTC
1 コメント数 シェア 嫉妬とは、相手に対して能力に劣ることの無意識な表われにすぎない 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)130p 3 タグ ああ、耳に痛い。 - 銘無き石碑 2011-08-11 00:26:44 UTC
0 コメント数 シェア 戦闘という人類がどうしても超越できない悪がもつ唯一の利点は、それに訴えることで、これまで解決できないでいた問題を一挙に解決できる点にある。 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)181p 3 タグ
0 コメント数 シェア 勝利が真に勝利であるためには、敵が再び戦いに訴えてこないような状態にする必要がある。 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)181p 3 タグ
0 コメント数 シェア 統率力を欠くリーダーに率いられた集団は、戦士ではもはやなく、野獣の群れと同じなのであった。 塩野七生 『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』(新潮文庫,2005)186p 3 タグ
0 コメント数 シェア 物語るに値する行為を成す才能か、読むに値することを物語る才能かのどちらかを神々より与えられている人は、ほんとうに幸運な人だと思う。 塩野七生 『ローマ人の物語23 危機と克服 [下]』(新潮文庫,2005)28p 3 タグ
0 コメント数 シェア 手紙を書くことと歴史を書くことは、同じではない。友人に向って書くのと、公衆に向って書くのとでは、ちがって当然なのだから。 塩野七生 『ローマ人の物語23 危機と克服 [下]』(新潮文庫,2005)35p 3 タグ
0 コメント数 シェア 人間の心とは、理(ことわり)では処理不可能な複雑さを内包している。(中略)教養も深く性格も強く気位も高い女にとって、男の心の中に生きるライヴァルくらい闘いにくい相手はない。 塩野七生 『ローマ人の物語23 危機と克服 [下]』(新潮文庫,2005)178p 3 タグ
0 コメント数 シェア 人間とは実に一筋縄ではいかない存在で、好評だったからつづけ、悪評だったことをやめればそれでことが済むというものではない。 塩野七生 『ローマ人の物語24 賢帝の世紀 [上]』(新潮文庫,2006)74p 2 タグ
0 コメント数 シェア 政治は非常なものなのだ。そのことを直視しないかぎり、万人の幸せを目標にすえた政治はできない。 塩野七生 『ローマ人の物語25 賢帝の世紀 [中]』(新潮文庫,2006)68p 3 タグ
0 コメント数 シェア 聖牛をどの町が、そして誰が保有するかで争いが起こった 頭を冷やせと言われて冷やすことのできる人間ならば、はじめからこのような騒ぎは起さないのである。 塩野七生 『ローマ人の物語25 賢帝の世紀 [中]』(新潮文庫,2006)130p 2 タグ