ジャン・パウル 13
1763年3月21日 - 1825年11月14日
ジャン・パウル(Jean Paul, 1763年3月21日 - 1825年11月14日)はドイツの小説家。本名、ヨハン・パウル・フリードリヒ・リヒター(Johann Paul Friedrich Richter)。該博な知識に基づく機知とユーモアに富んだ中長編を発表、当時のドイツ文壇におけるシュトルム・ウント・ドランクや古典主義、ロマン主義いずれとも距離を置き独自の文学世界を作り上げた。主要作品に...-ウィキペディア
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貧乏と希望は母と娘である。娘と楽しく語らっていれば、母のほうを忘れる
「断片」より
人は子供をおとなしくなるようにと、小学校へやる。
そして、うるさくなるようにと、大学へやる。
「断片」より
大文字ばかりで印刷された書物は読みずらい、日曜日ばかりの人生も、それと同じである
「角笛と横笛」より
女の高齢は男のそれよりも陰気かつ孤独である
「アフォリズム」より
称讃された時ではなく、叱責された時に謙虚さを失わない者こそ真に謙譲な人間である
「人間についての気象観測」より
友人を信用しないのは、友人に欺かれるよりもはるかに恥ずべきことである
「青の明星」より
われわれが追い出されずにすむ唯一の楽園は思い出である
「眼に見えない会話」より
人生は一冊の書物に似ている、愚者たちはそれをペラペラとめくっていくが、
賢者は丹念にそれを読む
「角笛と横笛」より
友達は誰しも、他の人の太陽であるとともに、ヒマワリである。引っぱりもすれば従いもする
「記念帳のための即興苦」より
自分の青春を、老年になって始めて経験するような人々がいる
「角笛と横笛」より