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人間、大事なことは、何もしないことですよ。
ぶらっと歩いたり、ボーっとしたり。
そういうのって日本人、しなくなってるでしょう。
毎朝、死について考えています。
生きていたら、また会いましょう。
スペイン人になること。
テレビで、「健康の秘訣は何ですか?」と質問されて
スペイン人は個性が強いが、同時に他人も認めていて非常に寛容だ。
日本人にはそうした寛容さもなければ、人間に対して無関心だ。
電車に乗っている人を見てご覧なさい。異様ですよ。
「こんなボケた国(日本)に調子をあわせていたらボケた人になってしまう」
と思った。
スペイン人と日本人の違いはなんだと思う?
それは、スペイン人は明日も生きているとは思っていないところだよ。
「アスタ・マニャーナ」といえば、
日本人は怠けもののスペイン人の使う言葉だと思っているだろう。
「アスタ・マニャーナ。今日は終わり、また明日」。
なんて怠け者だと日本人は思うが、実はこの後に「シ・ディオス・キエレ」と続く。
「アスタ・マニャーナ、シ・ディオス・キエレ」。これは、
「もしも明日も私が生きていたらお目にかかりましょう」という意味。
ここに、昨日も明日もなく、今日しかないんだという考えがある。
だから今日を精いっぱい楽しんで生きようとする。
日本人は10年も、何年先も、自分は生きていると思っている。
それはたんに生きているだけではないか。
戦争がないに越したことはないが、
平和が怖いのは平和ボケしてしまうことだよ。
日本人は自分はなぜ生きるのかという問いかけをしない。
それは哲学がないからだ。
自分が生まれ、一生の間にしたいことをする。それだけだ。
何のために生きているのかと尋ねられたらどう答えますか?
という質問に
という質問に
国民年金など払ったことがない。
文部省は僕らが小さい頃と同じだ。
ばかばかしいことの再生産で、君が代を歌えって言っている。
昭和20年、久留米の野砲隊に入隊した。
で、何をやらされたかといえば、
来る日も来る日も野原に穴を掘らされた。
毎日つるはしで穴を掘り、気を失うと水をぶっかけられ、
ぐずぐずしていると木刀で殴られた。
早熟だったのは作家の飯干晃一だった。
飯干は、「あと数ヶ月で日本は負ける」と言っていて、
そのとおりになった。
彼はクラスいちの立派な『非国民』だったよ。
旧制高校の昔話