ティトゥス・リウィウス 8
紀元前59年 - 17年
共和政末期、帝政初期の古代ローマの歴史家。単にリウィウスと呼ばれることが多い。アウグストゥスの庇護の下に『ローマ建国史』を著した。...-ウィキペディア
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人間は富と良識を同時に恵まれず
「断片」より
困難の場合および希望が小さいときには、最も大胆な助力がいちばん安全である
「ローマ史」より
色欲は野獣のように鎖につながれて暴れているが、
ついに鎖を切って自由になる
「ローマ史」より
何人も己自身と同レベルの者に先を越さるるを好まず
「ローマ史」より
経験は愚者たちにとっての教師である
「ローマ史」より
自殺、それは神が人生のあらゆる刑罰のうちで人間に賦課した至上の恩恵である
「ローマ史」より
最もよく知られた悪は、いちばん堪えられるものである。
「ローマ史」より
注:『ローマ人の物語』では「リヴィウス」と表記
アレクサンダーにとっては、
戦闘に敗けることは戦争に敗けることにつながらざるをえなかった。
反対に、ローマ軍の伝統は、
戦闘の敗北が戦争の敗北につながらないところに、その特色があった。
塩野七生 『ローマ人物語2 ローマは一日にして成らず [下]』(新潮文庫,2002)149p