ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル 15

1770年8月27日 - 1831年11月14日
ドイツの哲学者である。ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、フリードリヒ・シェリングと並んで、ドイツ観念論を代表する思想家である。18世紀後半から19世紀初頭の時代を生き、領邦分立の状態からナポレオンの侵攻を受けてドイツ統一へと向かい始める転換期を歩んだ...-ウィキペディア

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天才を知る者は天才である

「断片」より

    天才を知るとは天才の何を知るの? - 悩む者

    それをわかるのが天才でしょ。 - 名無しの

英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ

「断片」より

理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である

「断片」より

自然的な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようになっている

「断片」より

人格とは、高いものと低いものが一つになったものである。
人格には無限なものとまったく有限なもの、一定のはっきりとしたけじめと、けじめのまったくなさとが統一されている。人格の高さというのは、この矛盾を持ちこたえることである

「法の哲学」より

人格とは、高きものと、まったく低きものとが一つになったものである。
人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。

「法の哲学」より
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ミルネバの梟は夕暮れになって初めて飛翔する。

「法律哲学」より

世界歴史は自由意識の進歩である。

「歴史哲学」より

早起きして、新聞を読むことは、現実主義的な朝の祈りである。

幸福で安全だった時代は歴史のうえでは白紙になる

AERA Mook 10『歴史学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P180
We learn from history that we do not learn from history.

われわれが歴史から学ぶのは、われわれが歴史から学んでいないことである。

だから人類は性懲りもなく愚行を繰り返す。
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物質の実体が重力であるとすれば、精神の実体、本質は自由であるといわなければならない。

なぜなら、精神は自分自身を知るものだからである。

Nothing great in the world was accomplished without passion.

この世界では、受難無くして成し遂げられた偉大なものなど無い。

War is progress, peace is stagnation.

戦争は進歩であり、平和は停滞である。

彼も帝国主義と闘争の論理が支配する時代の子であった。これが後にナチズムに繋がっていったことは想像に難くない。現在でもこのような価値観を信奉する者は後を絶たない。

    戦争から生まれるのは国と人との膨大な罪とそして苦しみ痛みと国に道具扱いされた兵士と国民の命の消耗合戦だそんなものでしか発展出来ないなら想像力の停滞としか思わない - ゆう

    戦争は何千年も前から技術、戦略、戦術の進歩を促してきました。人類が絶滅した時、はじめて戦争は悪になるのであって、人類の叡智という点では進歩です。 - 銘無き石碑