0 コメント数 シェア 女法王ジョヴァンナ 歴史とは、現代人の感覚で読んでしまうと、話がいっこうに進まないだけでなく、少しも面白くなくなってしまうものである。 塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)249p 2 タグ
0 コメント数 シェア 女法王ジョヴァンナ 人間は、野望実現の過程では、異性のことなど忘れてしまったとて、たいして残念にも思わない。だが、いざ自分の夢が実現したとなると違ってくる。とくに、自分の人生がこのままで終るのかと思うと、胸の中がゆらいでくるものだ。 塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)276p 9 タグ
0 コメント数 シェア マイノリティ〝宣言〟イザベッラ・デステの生涯のモットー。塩野七生自身の旗印でもある。もともとは古代ローマの格言。(夢からでもなく、恐れからでもなく)とも訳される。 NEC SPE/NEC MET V(夢もなく、恐れもなく) 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)13p 4 タグ
0 コメント数 シェア マイノリティ〝宣言〟 絶対主義的思考法をたたきこまれた者は、それがなくなって自由になっても、その自由を生かすことができなく、結局もう一つの絶対的なものにすがりつくしかない 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)17p 2 タグ
1 コメント数 シェア マイノリティ〝宣言〟 マルクスは死んだ、と言えるのは、マルクスは生きていた、と思っていた人だけである。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)17p 2 タグ だよねー - 銘無き石碑 2013-06-01 19:50:52 UTC
0 コメント数 シェア アテナイの少数派思慮深き人々の特質が、首尾一貫した思想にあり、不正を憎むことにあり、改善へのたゆまない努力にあるとすれば、大衆の特質は、無知にあり無秩序にあり優れた者への嫉妬にあるからである。 世界中の思慮深き人はみな、民主主義の敵である。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)69p 4 タグ
0 コメント数 シェア アテナイの少数派 貧困は不名誉な行いに走らせ、教育の欠陥は、俗悪と無作法をはびこらせる。そして大衆は常に多数なのである。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)69p 4 タグ
0 コメント数 シェア アテナイの少数派 無知であろうと無能であろうと団結してさえいれば、賢くて才能の豊かな者たちの間に起りがちなライヴァル意識から生じる分裂よりも、ずっと強力である 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)70p 4 タグ
0 コメント数 シェア 間奏曲 有権者は、政治家や学者や評論家が考えるよりは、よほど賢いものだ。彼らは、麗々しい言葉の裏に隠された、嘘を見抜いてしまう。そして、かえって正直に打ち明けられた場合に、敏感に反応する。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)87p 7 タグ
0 コメント数 シェア 間奏曲前名言 ブルータス わたしは‥(sekihi.net)について、江青(ja.wikipedia.org)ならば、こう言ったであろうというナナミーの妄想。 なにを今さらブツブツ言ってんのよ。負けたんですよ、負けたの、所詮、それだけの話! 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)88p 4 タグ
1 コメント数 シェア 凡なるニ将 日本人は、民主主義が好きなのと同じくらい、学ぶことが好きな民族なのだ 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)93p 5 タグ けむ゛れれ - け 2012-01-17 18:30:23 UTC
0 コメント数 シェア 凡なるニ将 権力とは、私の思うには、ただ単に、自分のやりたいことをなるべく効率良くやりとげるための、環境を所有するということにすぎない。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)97p 2 タグ
0 コメント数 シェア 歴史そのままと歴史ばなれ 人間には真実を語ることはむずかしいが、百パーセントの嘘を語ることもなかなかできるものではない 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)109p 3 タグ
0 コメント数 シェア 西洋の智恵類似名言 バートランド・ラッセル 哲学は‥(sekihi.net) 宗教は、種々のちがいはあっても、信ずることが第一になる。これに反して哲学や科学は、なぜかという問いを発することから生れるのだから、疑いを持つことが第一にくる。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)184p 3 タグ
0 コメント数 シェア 四十にして惑わず いかに平凡な出来の人間でも、その人間の実体など、そうそう容易につかめるものではない。 塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)196p 2 タグ